セスジイトトンボ(?)の結婚から出産まで
南魚沼市六日町のお松の池にて。
セスジイトトンボ(?)の雄はコバルトブルー(1枚目の写真)、雌はライトグリーン(2枚目の写真)。
伴侶ができると、雄は雌を尻尾の先の器官でがっちりと捕まえ、飛ぶ時も、止まる時も仲良く一緒(2枚目)。
これを交尾姿だと思っている方もいらっしゃると思いますが、そうではありません。
雌は、雄の腹部にある精子嚢から精子を受け取ります。
これが交尾。その時、雄と雌とでハートの形をつくるのが面白いですね(3枚目)。
交尾が終わっても、二人旅は続きます。他の雄が近づかないよう、産卵が済むまで雄は雌をがっちりガードするのです(4枚目)。
そして、他の雄が近づこうものなら、翅を震わせて威嚇し追い払ってしまいます(5枚目)。
めでたく産卵(6枚目)。一か所ではなく、場所を変えて産卵します。