コンデジ手持ちで火星を撮ってみました
昨晩、大接近中の火星を無謀にも、コンデジで撮ろうとした私。
まずは、お散歩カメラとして一番利用頻度の高いコンデジで夜空を見上げると、液晶上にはな~んも見えません。レンズが暗すぎるのですね。
さて、どうしましょう?
一眼レフは仰々しいし、そもそも、それ用の三脚のねじが一本紛失したままになっているので何の役にも立ちません。残念ですが断念。
レンズの明るさがワイド側でF1.8 のコンデジを使用することにしました。
このコンデジは、植物のアップ写真を撮ろうとすると、私をあざ笑うかのようにピントを合わせようとしません。このため、一番最近に購入したのに、私の指名があまり入らず、お茶を引いている、ある意味気の毒なコンデジ。
つい先日の皆既月食では、今年1月の皆既食をそこそこにとらえた功績を買われ、スタンバイ状態だったのですが、台風接近により出番なし。
やっと、昨日になって、真価を発揮するチャンスに恵まれたという訳。
蚊に刺されたくないので、ちゃっちゃと撮り終えようというずぼらな態度、三脚は使用せず、半手持ち状態で撮影。半手持ちというのは、カメラをベランダの手すりの上に置き、なるべくカメラが動かないよう両手でホールドした状態。シャッターを押すとブレブレになるので、セルフタイマーを使用しました。
そんなずぼらな撮影状態なのですから、拡大しても火星は球体には見えませんでした。でも、「なるほど、なるほど、これが火星ね。ふ~ん、そうなんだ。暗くて小っちゃいねぇ。」程度の写真は撮れました。
盆踊りが終わったら、三脚をしっかり据えて、再チャレンジをしてみたいと思っています。
ISO感度は400、F1.8~2.2、シャッター速度1秒の半手持ちでも、まあ、なんとかこれだけ撮れる、ということは分かりました。
望遠側にズームするとレンズの明るさが暗くなりますが、望遠側にもチャレンジしてみたいところです。ISO感度を変えたり、シャッター速度をもう少し遅くしたりして、いろいろ試してみてもよさそうです。