保育園児と自然観察
ありがたいことに、地元の保育園から、
「園児たちと、自然に親しむ機会をもってほしい。」
とのご依頼がありました。
子どもとワンコからはなぜか好かれるこやんぴ、喜んでお引き受けし、今日の午前中に、記念すべき第1回の「河原であそぼう」を行ってきました。
初めてということで、年長の10人ほどの園児たち、園長先生、保育士の方2名と、やや少なめの人数の探検隊。
エイエイオーの掛け声で出発し、1時間ちょっとの楽しい時間を過ごすことができました。
幸い、園児たちも、こやんぴジイジにすぐになついてくれ、
「ねえねえ、こやんぴさん、この花、何て名前?」
「虫を捕まえたよ。ほら、ほら。」
何とも可愛い探検隊員たち。
ウグイスやヨシキリの鳴き声がよく聞こえます。
みんなで耳を澄ませて、どこから聞こえてくるのかを推理。
水辺に降り立つと、アメンボがすいすい泳いでいます。
あっ! タチヤナギの木に、大きな昆虫が!
ヤゴから成虫に脱皮した直後らしいギンヤンマ(多分)ではありませんか。
ちょうど子供たちの目の高さの場所に、じいっとしがみついていました。
よーくご覧ください。ヤンマの体の下(写真では右側)には、黒っぽいヤゴ時代の脱け殻が見えますよ。
子どもたちは、きゃっきゃきゃっきゃと大興奮。こやんぴは、それ以上に大喜び。
期待以上の自然からのご褒美でした。
クルミ(オニグルミ)の実が、保育園の間近な所にいっぱい実っていることに、一同びっくり仰天。
サイカチの棘に、おそるおそる手を伸ばしたり、コモチマンネングサの黄色い花をじいっと眺めたり。
子どもたちがヤセウツボを引っこ抜きました。
私は抜いたことがなかったので、根の部分を始めてみました。子どもたちのおかげ(写真を撮り忘れたぁ。)。
チュウサギ、ツバメ、カルガモ、アオサギさんたちにも出会うことができました。
園への帰り道、雨がポツリポツリ落ちてきましたが、特に濡れることもなく、全員無事に園に帰り着きました。ヤセウツボやアカツメクサ、ヒルザキツキミソウなどを束にして、ぎゅっと握りしめながら。
「また会おうね。」
約束して、第1回めの「河原であそぼう」は幕となりました。次の機会には、探検隊の人数が増える予定です。