これは何でしょう? その2 解答編 ケサランパサランの正体は・・・レディー・ガガの芋?
実からは想像もつかない可憐な花
長々と引っ張ってまいりましたが、ケサランパサランの正体を明かす時がやってまいりました。
夏から秋の初めにかけて咲く、この植物の花をご紹介いたします。
豪華な花、というわけではありませんし、けむくらじゃらで端正な花とも申せません。でも、何となく愛嬌があって、香りも奥ゆかしくて、私の好きな花の一つです。
ガガイモ・・・ずいぶん無骨な名前ですね
ガガイモと名付けられており、科名も同じです。
「レディー・ガガの愛した芋」と覚えると忘れないと思いますが、レディー・ガガさんにはご迷惑かもしれません。
「イモ」とはいうものの、サツマイモやジャガイモのような根菜類ではありません。実が芋みたいなので、「イモ」なんだとか。
食用みたいな命名ですが、すでにご承知のとおり、実の中は種だけなので食べることはできません。
謎は続くよ、どこまでも
「イモ」については、何となく納得できるような、でも、ちょっと違和感があるような感じですが、まあ、納得することにしましょうか。
では、「ガガ」はどうなんでしょうか?
私は、
「花弁の毛が峨峨たる山脈(やまなみ)のように見えるから。」
と勝手に解釈していた時期もあるのですが、花の形容と「イモ」とを結びつけた命名なんて変ですよね。
ということは、「イモ」がゴツゴツした山のように見えるからなのでしょうか?
それとも、「ガガ」には、いつも奇抜な衣装で登場するレディー・ガガのように、こやんぴのような凡人には理解できない秘密が隠されているのでしょうか?