「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

お散歩大好きの「こやんぴ」が、ふと出会った植物や動物たちについて思いつくままに記していきます。

蕎麦と喫茶店

 通り雨はあったものの、久しぶりによく晴れました。

 絶好の川越祭日和です。今日は、出かけませんでしたけれど。

 

 お昼は、狭山市の秀庵で。

 私は鴨せいろ、妻は野菜天せいろ。

 

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蔵王深山竹炭水鴨」とメニューにあった鴨肉が、期待したよりも固かったのは残念。今回だけだったことを期待。

 妻から野菜天のおすそわけがあり、これは、いつもながらおいしい。次回は、私も野菜天せいろかな。

 

 川越への帰りがけに、いつも閉まっている喫茶店の前を通りかかり、

「ここ、いつも閉まっているんだよねぇ。」

と話していたら、あれれ、オープンしているではありませんか。

 

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 通り過ぎたのですが、ぐるっと回って、寄ってみることにしました。

 

 エクステリア、インテリア、リフォームを営業の柱にしているらしいことは、看板から伺い知ることができます。

 

 席に着き、

「閉まっていることが多いですね。」

と店の方にお聞きすると、

「金曜日、土曜日、日曜日の営業なんですよ。」

とのこと。

 

 我々が「いつも閉まっている」と思ってしまったのは、他の曜日にのみ、店をチェックしていたからだったのです。

 

 軟らかめのチーズケーキの塩気と甘さが、たまらなくおいしかったですよ。

 

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 エクステリアのショーウィンド的役割も果たしているのであろうお店の前には、鉢植えのバラが綺麗に咲いていました。

 

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 暗紫色というよりも、ほぼ黒のペチュニアにもびっくり。

 

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タデ科の女王 サクラタデ

 タデ科の花は、ママコノシリヌグイイヌタデオオケタデ、シャクチリソバなどなど、それぞれの花にそれぞれの趣がありますが、「蓼の女王」と呼べるのは、サクラタデではないでしょうか?

 

 名前のとおり、ほんのり桜色のその花は、湿った場所が好き。休耕田などでひっそりと咲いています。

 

 運が良ければ、こんな大群落に巡り会うことができます。

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 どうです? 綺麗でしょ?

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 ソバやシャクチリソバの白い花も、雄蕊のピンクがお洒落ですが、サクラタデは花弁の色が何とも言えず良いですよね。なんて美しい蓼なんでしょう。

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今日の月(月齢9)と火星

 久しぶりによく晴れました。月と火星が間近に輝く素晴らしい夜となりました。

 

 月齢がもっと若い頃に、最明寺のライトアップと月とのコラボを撮影しようと思っていたのですが、天気に恵まれなかったため空振りに終わりました。月齢もここまで来てしまうと、ライトアップ時の本堂と月の位置が離れすぎてしまうので、コラボ写真は無理。実に残念でした。

 

 今日の月は、月齢が9.3。昨日が上弦の月でしたから、ほぼ、半月ですね。

 最明寺本堂とのコラボはあきらめ、月と火星をコンデジで撮影してみました。

 撮影時に雲がかかりはじめてしまったので、月の左側が綺麗な形とはなりませんでした。またまた残念。

 

 スポット測光で撮影すると、コンデジであっても、月でお餅を搗いているという兎さんの頭や耳ばかりでなく、小さなクレーターまではっきりと写ります。

 

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 ちょっと引いて火星も入れて撮りたいところですが、スポット測光のままでは、火星が写りません。

 火星が写るようにマルチ測光にすると、今度は、月が露出オーバーになって、光る球になってしまいます。

 

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 こんな感じ。

 

 

 月を覆い焼き風に処理すれば、少しはましになるのかな?

 

 人間の眼には、曖昧なところがありますが、このようなシチュエーションでは、その曖昧さが能力を発揮して、コンデジよりはるかに綺麗に月と火星のランデブーを観察することができます。

 

 人間の眼って、すごいや。

 

 うん? 私の写真のスキルが低すぎるだけかな?

ヤマトシジミの雌

 今朝の散歩で、ヤマトシジミが羽を広げているところに出くわしました。

 

 雄はライトブルーですが、この個体は色が濃いので、雌のようです。

 

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 参考までに、過去のストックから、雄のヤマトシジミをひっぱり出してきました。

 下の写真が雄。

 

 ヤマトシジミは個体数が多く、珍しくもない・・・とは思いますが、雄はビジネススーツを身に着けた新入社員のように初々しく、雌は大島紬を着込んだかのようにしっとりと落ち着いています。可愛い蝶々ですね。

 

 

 明日、また東京の病院に行かなければなりませんので、今日は、これだけ。

アイノコセンダングサとヤマトシジミ

 キク科センダングサ属の植物の種(正確には痩果)は、「引っ付き虫」として有名です。ワンコの体毛や人間の衣服などに種を引っ付け、他の場所に運んでもらって、勢力拡大を図ろうとする魂胆。

 

 我が家の初代犬のカンちゃんも、二代犬コロちゃんも、秋から冬にかけての散歩で、センダングサオナモミの引っ付き虫をいっぱいくっつけて帰ってきたものです。取るのが大変でした。

 

 生れたばかりで迷子犬の運命だった弟犬コロちゃんは、放浪時代に苦労した経験があるものですから、独立心が旺盛。

「僕は、自分で取るよ。」

 せっせと毛繕いを始めるので、私は、彼が取り残した引っ付き虫を始末するだけで済みます。悪戯者で何かと手を焼かされましたが、こういったことに関してはたいしたものでした。

 

 おっとりと育った長男犬のカンちゃんは、

「こやんぴ、取ってぇ。」

と、甘えるばかり。

 

 どちらも、かわいい。

 

 カンちゃん、コロちゃんとの楽しい思い出の数々は、今でも、私の心のオアシスとなっています。

 

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 今、入間川の堤防上では、アイノコセンダングサが大群落を形成し、ワンコや人間に種運びの手助けをしてもらうべく、引っ付き虫生産の前段階として、花をたくさん咲かせています。


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 アイノコセンダングサは、コセンダングサとコシロノセンダングサ(シロバナセンダングサ、シロノセンダングサとも言うようです。)との雑種とされていますが、3種合わせてコセンダングサと称することもあるようです。

 

 コセンダングサには、舌状花(私たちが、普通、「花びら」と言っている部分です。)がなく、黄色くて目立たない管状花の集まりでしかありません。

 

 これに対し、コシロノセンダングサには、管状花の周囲に舌状花が5~7片あるので、野菊らしい雰囲気をもっています。

 

 アイノコセンダングサは、その中間。花によって、舌状花があったり、なかったり。コセンダングサとコシロノセンダングサの両方に愛想を振り撒き、曖昧に生きております。


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《 この花は、申し訳程度に舌状花をつけています。かろうじて舌状花ではあるものの、管状花との中間タイプといった感じの曖昧なものもありますね。 》


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《 こちらは、それなりに舌状花をつけていますが、どこか中途半端。 》

 

  蜜を求めてヤマトシジミがやってきました。

 

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 《 もう、種になりかけの花に止まっています。 》

 

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 《 ヤマトシジミは、目力が半端なくありますね。縞々触覚も素敵です。 》

継子(ままこ)の尻を・・・

 小林一茶は、父親が一茶の生母の没後に迎えた後妻との折り合いが悪かった・・・そのために、故郷を離れ、江戸で苦労を重ねることとなります。

 一茶の側からすれば、継母による継子いじめ以外の何物でもなかったでしょう。

 

 世の中には、血のつながらない親子間でもうまくいっている家庭だって多いというのに、『落窪物語』以降、「継子いじめ譚(ままこいじめたん)」は数知れず。

 日本だけではなく、『シンデレラ』なんかもそうですよね。

 

 植物の世界でも、たまたま、茎や葉に棘をたくさん持っていたために、「継子いじめ譚」そのままに、ひどい名前をつけられた草があります。

 

 タデ科の、こんなにきれいな花を咲かせる花がそれ。
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「継子のお尻なんか、金のかかる紙で拭くなんてとんでもない。私にちっともなつかないで、にくったらしいたらありゃしない。葉っぱででも拭いてやる! それも、棘のいっぱいある葉っぱで!」

 

 こんなストーリーで、この綺麗な花についた名前が、ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)。


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 この写真は、まだ蕾ですが、変な名前をつけられたにも関わらず、なんと気品に溢れていることか。

ソバのようでソバでなし

 ソバ畑は、今、花盛り ・・・


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としか見えないでしょ、この写真。

 

 でも、ソバ畑で撮影したものではありません。

 

「ははぁん、分かっちゃった。こやんぴのことだもの、『畑じゃなくて、休耕田で作付けしているのを撮影したんだよ。』とでも言いたいんでしょ。」

 

 いえいえ、休耕田でもありません。

 撮影地は、川越市内の入間川河川敷。

 

「ということは、誰かが不法耕作しているのかな?」

 

 実は、10年ほど前に、初めてこの花を見つけたこやんぴも、どこかの人が、国土交通省に内緒でソバの栽培をしているのかと思いました。

 

 もう少し花のそばに近寄ってみましょうか?


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 どう見てもソバですよね。

 

 この花は、毎年毎年、勢力を拡大し、今や、そこかしこで「まるでソバ畑」の様相を呈するようになりました。

 ソバの名の語源となった稜(かど)のある黒い実も、たくさん稔ります。

 

「それは、すごい。収穫してソバ粉にすれば、ソバを一年中食べられるじゃないの。羨ましいね、こやんぴ!」

 

 それが・・・

 

 残念なことに、これ、ソバにそっくりなんですが、ソバではないんです。シャクチリソバという名の宿根草一年草のソバの親戚筋に当たるとはいえ、実(み)はえぐみが強すぎて食用とはなりません。実に残念です。

 

 ヒマラヤ辺りが原産地とか。小石川植物園などで栽培されていたものが、野原に脱走した、との噂もちらほら。

 

 入間川河川敷では新参者の部類に属しますが、他の植物の成育を妨げる物質を放出するらしく、10年ほど前は、

「おや、珍しい。」

と思ったのですが、今は、

「あれまあ、こんなに増えちゃって。ミゾソバの居場所がなくなっちゃうぜ。少しは遠慮しなさいよ。」

と言いたくなるほど。のさばっています。

 

 でも、雄しべのピンクが可愛いんですよ、この花。

 それがシャクで、心がチリチリする(?)ソバなんです。

 

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