雑種の野エンドウ・・・「どうせ私は」
新コロナウィルス禍の中、ストレスのたまる生活を強いられていますが、ここは我慢して乗りきるしかありませんね。
中央政府には、ぶれずに、中小零細業者や本当に困っている人に予算を集中してほしいと思います。
さて、下の写真はご存知、カラスノエンドウです。原則、一ヶ所に二つの花を着けます。
そして、これはカラスノエンドウよりもずっと小さなスズメノエンドウ。一ヶ所に三つから七つの花を着けますが、それでも小さすぎて目立ちません。拡大すると、薄い空色の可愛らしい花。
では、下の写真は?
一見スズメノエンドウですが、花は一ヶ所に二つ、花の色も紫色なので違う種類ですよね。
実はこれ、カラスノエンドウとスズメノエンドウとの種間雑種なんです。
皆さん、名前を予想してみませんか?
大きさは、カラスノエンドウよりもずっと大きく、スズメノエンドウよりは少しだけ大きいので・・・
ヒバリノエンドウ?
ツバメノエンドウ?
ツグミノエンドウ?
それがですねぇ、実に大雑把なネーミングなんですよ。
「カスマグサ」。
意味分からないでしょ。
「カラス」と「スズメ」の「間」、「カ」と「ス」の「間」だから「カス間草」なのです。
カスマグサ、不貞腐れていますよ(多分)。
「ふんだ。どうせ私は『カスバの女』ならぬ『カスマのお豆』さ!!」