エンドウ豆は豆のなかの豆
エンドウ豆の花が咲いていました。
知人が借りている家庭菜園の一画に。
カラスノエンドウの花にとてもよく似ています。
似てはいますが、花の大きさは比べ物になりません。直径1㎝に満たないカラスノエンドウに対し、こちらは3㎝ほど。園芸種のスイートピーのように豪華で、野菜の花とは思えないほど。
ところで、「エンドウ豆」の「エンドウ」って何なのでしょうか?
私は、「遠藤さんという方」が作出したのかなぁ、などと考えていたのですが、まったく違いました。
5世紀頃に、中央アジアに存在した大宛国から中国に伝わった豆ということで、「大宛国の豆」→「宛の豆」→「豌豆」となったようです。
うん? ということは、「エンドウ豆」は「豌の豆の豆」。
ちょっとおかしい表現と言えるかもしれません。
でも、美味しい豆なので、「豆のなかの豆」と考えれば、これはこれで良いのかもしれません。