雪が降る日の初句会
川越でも雪の降る寒い一日でした。
積もることはありませんでしたが、しんしんと冷えるなか、いつもの句会に出席。
句会の代表幹事なのに、ここのところ、とんと良い評価が得られず、いささか悄気ておりました。鍛練もしないでうじうじするなんて笑止千万なのですが・・・。
今回も、慌てて作った三作だったので、自信はありませんでした。
どのうちの一句は、つい最近、ホトケノザのロゼット葉に降りた霜を眺めて、
「わぁ、霜が針のように尖っている。」
と思ったことから想を得たもの。
霜の針に心刺されし日もありき
へらへら生きているこやんぴにも、そんな感受性の強い青春時代があった、そう訴えかけたのですが、お一人が採ってくださっただけ。人気ありませんねぇ、私の句。
ところが、思いもかけないことに、会の先生から「特選」の評価をいただきました。
こいつぁ、春から縁起が良いわい。
いえいえ、そんな風に思ってはいけません。今年こそ、何事にも真面目に取り組もうかな、無理のない範囲でですが。