「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

お散歩大好きの「こやんぴ」が、ふと出会った植物や動物たちについて思いつくままに記していきます。

フユノハナワラビの胞子が色づいて

 フユノハナワラビの胞子葉(立ち上がっている葉)についている粒々が胞子嚢です。

(下の濃い緑色の葉は栄養葉です。)

 

 芽を出し始めた頃の胞子嚢は緑色ですが、段々と茶色に変化していきます。

 

 下の二枚の写真は、最近、同じ日に撮影したものですが、成熟の度合いに個体差があるようですね。

 

 胞子嚢の中には胞子がいっぱい詰まっていて、胞子嚢の茶色が濃くなると、風に乗って新天地へと旅立っていくことになります。

 

 胞子葉は胞子を飛ばし終えると枯れてしまいますが、栄養葉は冬の太陽をエネルギーにして栄養を蓄え、春先まで残ります。

 

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 このフユノハナワラビ、園芸植物としても人気があるようですよ。