フユノハナワラビの胞子が色づいて
フユノハナワラビの胞子葉(立ち上がっている葉)についている粒々が胞子嚢です。
(下の濃い緑色の葉は栄養葉です。)
芽を出し始めた頃の胞子嚢は緑色ですが、段々と茶色に変化していきます。
下の二枚の写真は、最近、同じ日に撮影したものですが、成熟の度合いに個体差があるようですね。
胞子嚢の中には胞子がいっぱい詰まっていて、胞子嚢の茶色が濃くなると、風に乗って新天地へと旅立っていくことになります。
胞子葉は胞子を飛ばし終えると枯れてしまいますが、栄養葉は冬の太陽をエネルギーにして栄養を蓄え、春先まで残ります。
このフユノハナワラビ、園芸植物としても人気があるようですよ。