秋の実3態 黄色・紫・赤
センダン(センダン科センダン属)
センダンの花は深窓の乙女のように奥ゆかしく可憐ですが、実(み)はかなり大きく育ちます。
葉が散った後も、大きな実が長い間木に留まるので、この木は花よりも実で人々に認識されているのではないでしょうか。
ユズリハ(ユズリハ科ユズリハ属)
ユズリハは、一年前に生じた葉が、その次の年の秋まで元気。今年の葉がしっかりと成長したのを確認した後に散っていきます。代を譲るのでユズリハ。
雌雄異株で、雌木にブドウ色をした実が稔ります。
下の写真は、雄木。昨年の葉が黄葉し散り始めています。
ヒヨドリジョウゴ(ナス科ナス属)
緑色だった実がかなり赤くなってきました。まん丸の小さな実が群れて生るのでとても可愛らしい。
花弁がそっくり返って咲く花も、小さくて目立たないけれど、捨てがたい味。