我が家のタイワンホトトギス ああ、哀れな白花
我が家のタイワンホトトギスは、そこらじゅうに咲いています。そういう状況になると、稀少性が失われて関心が薄くなりがち。ちっとも大切にされていません。
でも、今朝、坪庭をガラス戸越しにふと見ると、群れて咲くタイワンホトトギスが、なかなかどうして綺麗ではありませんか。
ルリタテハに葉を食べ尽くされた株も、新しい葉を生やし、花芽まで持って・・・。ルリタテハの幼虫を一切駆除しようとしない冷たいご主人(私のことです。)を恨みもせず、花盛りの賑わいを私たちに届けてくれるなんて、なんと健気なことか。
《 蕾、花、実のそろい踏み。 》
《 日本のホトトギスの仲間のような繊細さはありませんが、花付きも良いし、身に着けた衣装が派手めで「日本情緒」に欠けるものの、なかなかの美人であることは間違いありません。 》
《 ホトトギスという名前の由来は、花の模様が不如帰(鳥のホトトギス)の胸の模様に似ているから。 》
《 ホトトギス類の雄しべ、雌しべは特徴的な形をしていますね。 》
《 何日か前、「種から生じた白花のタイワンホトトギスは、ルリタテハの幼虫から食害を受けることはない」と書きましたが、あれあれ可哀そうに、右側の花の哀れなこと。食べられてるやんか! でも、ルリタテハの肩を持つわけではありませんが、犯人は、食べ方から察するに雑食性のショウリョウバッタではないでしょうか。この株、鉢上げしておいた方が良いかも、そう思っています。 》