水が早く引くように、ミズヒキ(水引)のアップを
紅白の水引に似ているから、というので「ミズヒキ」。
でも、遠目では、ちょっと暗めの赤い花にしか見えず、
「なぁんだ、赤一色じゃないか。ははぁん、だから白花のミズヒキもあって、両者合わせて「水引」なんだな。」
おっちょこちょいの私は、ずっとそう思っていました。もうすぐ70歳。随分長い間そう思って過ごしてきたものです。ある意味で感心してしまいます。
(あまり自分に感心することが無いものですから、こんなことでも感心してしまうのでしょうね。感心できませんねぇ。)
昨年、雨の雫を抱えたミズヒキを撮影し、それをパソコンで拡大してみて初めて、小さな花をよく見れば、ちゃんと紅白になっていることを知りました。名付けた人、すごい!
名付け親とは異なり、私は、ミズヒキが本当に水引だということを知るのに68年もかかったわけです。
かかり過ぎ。
それにしても、可愛らしい花ですね。
放っておくと増えすぎて困る植物なのですが、可愛いものは可愛い。
川越でも、我が家の少し下流が氾濫しました。
早く水が引きますように。