オミナエシを訪れたドロバチ科とツチバチ科のハチ
今日から明日まで、学生時代のゼミ仲間が群馬県の長野原に集まります。
宿泊先が宿泊先なので、通信環境がちょっと心配。
そこで、本日分は、朝のうちにアップさせていただきます。状況が良ければ、旅先の情報もちょっとだけご報告したいと思っています。
それでは行ってまいります。
オミナエシには、蜜や花粉を求めて多くの虫が集まってきます。昨年の8月末に軽井沢で撮った写真がこれ。
写っていたハチは、ドロバチ科のスズバチかと。
スズバチはトックリバチと同じように腰が限界まで括れているので、とてもよく似ています。でも、1センチメートル台しかないトックリバチよりはかなり大きく、3センチメートル以上はあります。
今年は、武蔵丘陵森林公園に咲いていたオミナエシに同じような黒いハチが。
でも、どこか違う。
腰がスズバチほど括れていないし、黄色い帯の模様もまったく異なります。
ネット検索した結果、ツチバチ科のキオビツチバチであることが分かりました。触角が長いので雄であると思われます。
スズバチもキオビツチバチも、交尾を終えた後、雌だけが幼虫の食べる芋虫を狩り集め、子どもたちの宿舎を確保します。
雄の成虫になった後の役割は交尾だけ。後は、様々な花の香りに酔いしれ、蜜と花粉を貪るのみ。
何となく申し訳なく思ってしまうこやんぴなのでした。