「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

お散歩大好きの「こやんぴ」が、ふと出会った植物や動物たちについて思いつくままに記していきます。

「ひむかサギソウ サクラ」がやっと咲き出しました

「ひむかサギソウ サクラ」がやっと咲き出しました。

 

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 この株は、かなり前に通信販売で購入したもの。

「開花見込株」との触れ込みだったのですが、何年も経ってやっと開花してくれました。

 早々に地上部が枯れてしまうシーズンが続いたのに、どちらかというとあきらめの早い私が、この株を処分してしまおうとは思わず、ずいぶん気長に待ったものだと思います。自分で自分を誉めてしまおうかなぁ。

「偉いぞ、こやんぴ!」

 自分で言って、自分で照れております。

 

 普通、「開花見込」といえば、そのシーズンに花が咲くことを意味すると思うのですが、今思い返してみると、「今年咲く」とまでは記されていなかったような気がします。5年くらい先を見据えての「開花見込」だったのかもしれません(いやいや、それはないでしょう。)。

 

 待ち続けただけに、私はうれしくてたまりません。浮き浮きしてしまいます。

 

 下の写真のとおり、8月の初めには花茎が立ち上がり始めたので、8月中には咲くのではないか、との期待が高まりました。でも、ネット検索してみると、ひむかサギソウは9月、10月頃に咲くとありました。確かにそのとおりで、花芽の成長は実にのんびりしたものでした。

 

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《 8月4日のひむかサギソウの状況。今にも開花しそうに思えたのですが、この後、花茎がのんびりと伸びていき、結局、開花までに一か月以上掛かりました。 》

 

 ひむかサギソウは、真夏に純白で涼しげな花をつけるサギソウの色変りではありません。

 ご覧のとおり、葉の形が幅広なので、細長い葉のサギソウとは形態がかなり異なります。別の種類、しかも、人間の手により作出された園芸種なのです。外国生まれのラン同士の交配種。

 

 どちらかというと野の花好きの私ではありますが、園芸種とは言え、何年もかかってやっと咲いてくれた「ひむかサギソウ」の花・・・ほんのり桜色の可憐なこの花を楽しみたいと思います。