コアシナガバチの巣 無惨
ついに、コアシナガバチの巣の運命は風前の灯となってしまいました。
働き蜂の数が急減してしまいました。残っている蜂の中で目立つのが、まだ脱皮したばかりの若い蜂。見習うべき先輩の数が減ってしまったので、おろおろしていて、作業にまるで身が入っていません。
ヒメスズメバチに襲われている場面は、数日前、近づこうとしていていたスズメバチを水のジェット噴射でて追い払ったとき、そして、その翌朝、アシナガバチの面前で、堂々と、そのハチたちの妹たちである幼虫や蛹を味わっているとき、の2回しか確認していません。
でも、巣を見ると、蛹の入っていた巣の蓋が、あちらこちらで乱暴にこじ開けられているのが分かります。おそらく、スズメバチは毎日やってきて、豪勢な食事を満喫していったに違いありません。
順調に巣が大きくなり、活気にもあふれていた集団だっただけに残念です。