蓼科湖脇の水路に咲くオタカラコウが駄洒落を?
昨晩、友人と話をしていて、蓼科に来たのが昨年の11月以来であることを知りました。以前は二か月に一度は来ていたのに・・・。
そう言えば、例年ですと、春先から秋まで、オタカラコウの芽だしから地上部が枯れるまでの状況をカメラに納め続けていたような気がします。
今年は、最盛期を少し過ぎたオタカラコウに「昨年の初冬以来だね。」と声をかける仕儀と相成りました。ご無沙汰もいいところです。
「怒っていませんか、オタカラコウさん?」
「我輩が同じ所にオッタカラコウして会えるのじゃぞ。」
「ははぁ~、恐れ入りました~。」
50センチメートルほどの小さな株もありますが、大きく育つと2メートルを越えます。壮観です。
ツリフネソウにも出会いました。
虫が蜜を求めて花の中に潜り込むと、ブランコのようにゆらゆらと揺れます。まるでお伽の世界です。
実がパンと弾ける鳳仙花の親戚筋に当たるので、ツリフネソウの熟した実も、そっと触れるだけで勢いよく弾け、種が遠くに飛んでいきます。
(鳳仙花もツリフネソウも、ツリフネソウ科ツリフネソウ属です。)