寒い蓼科で出会った妖精たち
昨日の蓼科は、雨の一日。
気温もぐっと下がって、長袖に着替えてもまだ寒い。
バラクラの庭にも人影はなく、私たち夫婦への貸切状態。
昨日は、ダリアとキレンゲショウマをご紹介しましたが、「高貴な妖精」達から思わぬ「接待」を受けることができました。
ミニシクラメンの狂い咲き(多分)。
秋の庭への切り替わりの時期で、ちょっと寂しい庭の片隅を光輝かせていました。気がついた私に微笑みを返してくれたような気がします。
木陰の目立たない場所で、かつ、滴の重みで倒れ伏しそうになりながらも、レンゲショウマは、凛とした姿で私たちを出迎えてくれました。
レンゲショウマの花の気品は格別です。
フロックスの花に突然のように舞い込んできたのは、カラスアゲハ。翅の一部が欠けています。多くの艱難辛苦を乗り越えてきたのでしょう、短い一生なのに。
カラスアゲハに会うことができたので、この夏は、黒いアゲハのうち、ジャコウアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハ、そしてミヤマカラスアゲハに出合ったことになります。