今年もオオシロカラカサタケが・・・。
昨日の朝の散歩で、熱帯生まれのオオシロカラカサタケが生えているのを見かけました。草むらの中。昨年見かけたのも草むらの中なので、このキノコはどうやら草むらが好きなようです。
昨日の朝の段階では、まだ出始めで、傘は開いていませんでした。
大きいもので10cmほど。
今朝、また確認してみると・・・
傘を開いていました。左側のキノコの直径は20cmを優に超えています。大きなキノコですね。
食用になればかなり食べがいがありますが、残念ながら毒キノコです。
「残念」と記しましたが、地下から顔を出す際に、本体を保護していた外被膜がぼろぼろとこぼれ落ちるのが汚らしく、たとえ無毒で美味しかったとしても、食べる気にはなりません。
どうやらそれが正解のようで、誤って食べてしまった場合、胃腸系に支障が出るようです。しかも、その症状は重い方らしい。
地球温暖化の申し子のように扱われています。数年前の資料によると、関東付近まで北上しているようですが、東北地方や長野県にはまだ観察例がないとありました。ところが、ネットで確認したところ、八ヶ岳の山梨側山麓にも出没しているらしく、熱帯生まれのこの毒キノコ、温暖化に後押しされて、さらに分布域を拡大していきそうな気配。