コアシナガバチの給餌行動 幼虫が顔を出します
一昨日、他地域の盆踊り大会で、当地域の子どもたちが太鼓をたたくので応援に行きました。その際、カメラのISО感度を目いっぱい上げて撮影しました。
昨日の朝は、それを忘れて高感度のまま、ジャコウアゲハなどの撮影をしてしまいました。色がおかしいと気付いたのは、家に帰り着いて、コアシナガバチの撮影をしていて。下の写真を撮るときに、やっと気がついたのでした。
最初は、カメラの調子が悪いのかと思ってしました。
私の調子が悪かったのですね。
それにしてもご覧ください、下の写真。
左側の働き蜂が、芋虫を肉団子にして巣に帰ってきました。
すると、すかさず、他の働き蜂がやってきます。
この肉団子ですが、芋虫を丸ごと丸めるのではありません。
人間がお魚を料理するように、内臓を取り払い肉の部分だけを団子にするのです。
芋虫を捉えたその場所で。漁師さんが沖で魚を捌く要領です。
働き蜂たちが、この肉団子を小分けにして、巣の中にいる幼虫に与えます。
幼虫が小さい頃は、働き蜂が巣の中に頭を突っ込んで与えますが、蛹間近の幼虫たちは、巣から黒い頭をのぞかせて餌を催促します。
下の写真、幼虫が顔を出していますが、お分かりになるでしょうか。
蓋がされている巣には、蛹が入っています。