田水張る(たみずはる)
私の住む集落では、以前、ほとんどの農家が麦を作っていましたので、5月は「麦秋」の季節。
でも、近年は、麦を育てている家は皆無なので、田に水が入るのが早くなりました。
田水を張ると、地域の風景が一変します。
入間川の上流でも下流でも、状況はほぼ同じなので、梅雨入り前に田に水が入る分、入間川の水位がかなり下がります。
5月にあまり雨が降らないと、入間川に瀬切れ現象(水の流れが止まること)が起こることがあります。今年も、すでにかなり水量が減りました。瀬切れになると、川魚たちの命に係わるので、ほどほどに雨が降ってくれることを祈るのみです。
川辺のオニグルミの実がだいぶ膨らんできました。
対岸側にキジの雄が顔をのぞかせました。故障して引退したコンデジならもっと寄れたのですが、今のコンデジではこんなもの。
ケーン、ケンと声高らかに雌を呼んでいます。
コモチマンネングサが花を開き始めています。
センダンの若木が、昨年から花をつけるようになりました。
今年は、かなりの花の量です。