環水平アーク 見たかったなぁ
長野県のかなり広い範囲で、くっきりとした環水平アークが見られたそうですね。
見たかったなぁ。
茅野の友人は、家族でわいわい言いながら見たらしくて、写真を送ってきてくれました。うらやましい。
条件の良い地域では、同時にハロも見えた(しかも二重に!)とか。
いつか、見てみたい。
これは何か分かりますか?
そう、オニグルミの雄花です。
では、次の写真は?
雄花は、クルミの木からたくさんぶら下がるので、多くの人が知っていますが、意外にしられていないのが、この雌花。
シンプルな構造の上に小さくて、しかも、新芽の天辺に咲くので、目立たないんですよね。
雄花から飛んでくる花粉を、この小さな花の赤い部分でキャッチするのです。
ちょっと粘っているので、がっちり花粉を捕まえられるというわけです。
面白いことに、同じ木の雄花と雌花の咲く時期は、同時ではありません。
木ごとに微妙に雄花と雌花の咲く時期をずらして、自家受粉を避ける工夫がなされているようです。