「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

お散歩大好きの「こやんぴ」が、ふと出会った植物や動物たちについて思いつくままに記していきます。

ああ、やんなっちゃった ・・・ 元号を巡る初歩的な混乱

 4月1日に、新元号が発表になりましたね。

 

 保守派は、この発表時期すら反対だったようですね。

 「早すぎる。5月にするべきだ。それが伝統だ。」ということらしい。

 伝統と言ったって、一世一元制になったのは、明治天皇から。さらに、新天皇になってから改元されたのは、大正、昭和、平成のたった3回。

 

 本来であれば、今年のカレンダーにも間に合うように、もっと早く対応すべきだったのに4月にするものだから、年度替わりが4月の団体、特に、旧年度中に新年度の予算案や事業計画案を決定しなければならなかったところは、大いに困惑したと思います。

 

 これまでは事業期間を

「平成〇〇年4月1日~平成〇△年3月31日」

としていたのに、今年度は新元号が分からなかったものですから、

「平成31年4月1日~2020年3月31日」

としたり、元号表記をあきらめ、

「2019年4月1日~2020年3月31日」

としたり、相当に悩んだことでしょう。

 

 保守派の石頭のせいで、

「もう、元号なんか使わないよぉだ。」

という向きが増えてしまうのではないか、そう思っておりました。

 

 ところが、生前退位での新元号発表は、これまでの3回の改元と違って「亡くなった天皇への遠慮」というものが必要ないので、マスコミも大騒ぎ(騒ぎ過ぎとの批判も多いですね。)するし、便乗商法もあっけらかんと、あちこちで盛ん。

 若い人まで元号についてわいのわいの。

 

 保守派の人々は、生前退位すらお気に召さないらしいけれど、思わぬ明るい展開になったこの事態を、はてさて、彼らはどう見ているのでしょうか。

 

 元号の発表が一月前だったことで、混乱も起こっています。

 

 改元が発表されたので、もう令和元年だと思っている人が、結構いらっしゃるんですよね。

 

 我が地元の自治会でも、年度表記を、開始の月が平成なので平成31年度にしようか、平成は一月で終わってしまうから令和元年度にしようか、それとも両元号併記にしようか、という問題を話し合っている際に、なんと、自治会の大幹部が、

「あのさあ、4月と5月は、両年号の併記はしない方が良いんじゃないの?」

などと、頓珍漢なことを真顔で言い出したので、おもわずぽか~ん。。

 

 平成31年4月(令和元年4月)、令和元年5月(平成31年5月)と表記しようとしていると思ったみたいなのです。そんなのあるわけありませんよね。疲れます、私。

 

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 キンギアナムの一種では? そうご紹介したこの蘭、名札がついておりました。

 「ギリストンゴールド ナタリー」。

 オーストラリアの高原などに自生するデンドロビュームの仲間キンギアナムをもとに交雑育種された品種だそうです。

 

 もう一つの名無しの権兵衛のキンギアナムはクリーム色ですが、こちらは鮮やかなゴールド。きれいに咲いてくれて、とてもうれしく思っています。

 

 元号を巡る低レベルの話にいらいらしていたら、ナタリー嬢に笑われてしまいそうです。