隣の空き地で 我が狭庭で
化学療法の薬が変わって第3クール目。
1クールは、2週間薬を飲んで、2週間休みます。
私の場合、服用している間は、だるくはなるものの、よくある副作用と噂される「吐き気」が皆無なのはありがたいことです。
薬を休んでいる間の方が問題。服用休止に入って数日すると、お腹の具合が悪くなるのです。そして、それが数日間続く。
第1クールのときは、特に症状が激しく、寝ることもできませんでした。
第2クールでも、前回ほどではなかったものの、やはりお腹をやられました。
第3クールの今回は、
「お、今回は軽症か?」
と思っていたら、今日、渋り腹がやってまいりました。
このため、歯のメンテナンスのために東京の歯科医に行く予定を泣く泣くキャンセル。
空いた時間に、河川敷の花でも撮影に行きたかったのですが、生理的な欲求が生じた際に大変なことになりそうな予感。
ということで、今日も、せいぜい、我が家の狭庭と隣の空き地の探検のみ。
まずは、隣の空き地から。
ショカッサイ。アブラナ科です。
南側の家から種がこぼれてやってきたようです。
鮮やかな十字状花ですね。
ナズナかと思っていたら、葉が全然違いました。
水田で見かけるタネツケバナに似ていますが、ずっと大柄。
写真を撮るのが下手なうえに、お腹に力が入らないので、ピントがちっとも合いません。とほほほ、おらぁグズラだど(谷啓の歌ったこの歌は、私が勤めていた時代の持ち歌。歌いながらドタドタドンと走り回るので、大受けするか、ドン引きされるかのどちらかでした。哀愁に富んだサラリーマン生活だったことがお分かりになると存じます。)。
花弁がいくつありますでしょうか。
数えてみてください。
「10枚!」
山田君、座布団5枚持っていきなさい。
コハコベの花弁は、切れ込がとても深く、一つの花弁が二つのように見えるので、5枚が正解なのでした。
さて、我が狭庭。
シュンランが咲いていました。
ご近所さんからいただいたごく普通の日本シュンランです。
中国シュンランは薫り高いのに対し、日本シュンランの香りは控えめです。
私は、その控えめな香りが大好き。
ビオラ・ソロリアがなかなか顔を出さなかったので心配していたところ、暖かさにつられるように続々と芽を出し始めました。
もう少し経つと、番犬のコロちゃんがいつもご近所を見張っていた場所に、ビオラ・ソロリアの緑と青の絨毯が出現します。