「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

お散歩大好きの「こやんぴ」が、ふと出会った植物や動物たちについて思いつくままに記していきます。

懐かしの武蔵野うどん

 昨日、「新河岸川」なのか、「赤間川」なのかの写真を撮りに行った際に、お昼を食べたのが、これ。

f:id:koro111koyampi:20190309215832j:plain

 

 武蔵野うどん、きのこ汁バージョン。盛りは「並」。

 並でも、かなりの分量。

 

 讃岐うどんが全国を席巻していますが、私たち埼玉県入間郡の人間が子供の頃から食べていたうどんは、こちらの方。

 

 讃岐うどんは、程よい触感で、つるつるつるつる、喉ごし抜群ですが、武蔵野うどんはそうは参りません。

 歯ごたえ抜群、讃岐うどんに慣れた人には、かなりの固さ。

 祖母がよく打っていたうどんは、まさにこれ。

 親戚の法事の際に、「おしのぎ」としてふるまわれる自家製のうどんもこれ。

 どこの家にも、麺棒がありました。

 

 東京下町育ちの妻は、

「川越のうどん、私には無理!」

と、新婚時代に言っていましたっけ。今でも、あまり得意ではなさそう。こんなにおいしいのにねぇ。

 

 入った店は繁盛店で、あっという間に駐車場が車で満杯に。

 

 後から入店された隣の方は、カレー汁を注文していました。

 私も、カレー好きなものですから、ちょっと心が動いたのですが、止めておいてよかった。なぜなら・・・

 

「うわぁ、辛いねぇ、これ。」

と、連れの方に向かって悲鳴をあげていたからです。悲鳴を聞いたのは、多分、奥さんなのでしょう、旦那さんに同情するかと思ったら、

「でしょ~? 辛いよ、そりゃあ。だから言ったじゃないの。」

「あれ? そうだっけ? そうか言ったっけか。辛いや、こりゃあ。でもうまいよ、これ。辛いけど。」

 

 多分、「辛いからやめなさい。」とは仰っていなかったような。

 

 横目でちらっと、カレー汁を覗かせていただきましたが、唐辛子色をしていましたっけ。

 

 怖いもの食べたさで、今度、挑戦してみようかな、と思わなくもありません。