つめたい雨が降っても どこかで春が
冷たい雨が降ったりやんだり。
今日は、午前中、地元の自治会館で集まりがあり、春がテーマの歌を歌ってきました。どこかで春が生まれてる・・・らしい。
我が狭庭はどのような状況でしょうか?
ホウチャクソウの実がまだ残っていました。地上部は完全に枯れています。
新しい芽は、まだ土の中で冬眠中のようです。
ナツズイセンが球根で増えているらしく、小群落となっています。ヒガンバナの仲間のうちで一番幅広で、かつ長大な葉がぐんぐん伸びています。
花はヒガンバナと同様、葉のない状態で立秋を過ぎた頃に咲きます。キツネノカミソリからバトンを受け取り、ヒガンバナに渡す、そのようなイメージ。
葉は、花を待つことなく、梅雨に入る頃には枯れてしまいます。
確か、黄色くて大きな花を咲かせるスイセン。ヒガンバナ科なので、葉が、幅はともかくとして、同じ仲間のナツズイセンによく似ています。
タチツボスミレは、春に向けての活動を開始したようです。雨に濡れた葉のつややかなこと。
どんどん増えるタイワンホトトギス。今年は少し間引くようかも。
白花が混じっていたはずですが、ちゃんと見分けられるかな?
ヒメオドリコソウはホトケノザに姿形がよく似ていますが、葉に隠れて花を咲かせるので、より地味です。
嫌いな花ではありませんが、成長すると下の方の葉がだらしなく枯れ、見苦しくなってしまいます。それが残念。
白花のホタルブクロ。これもよく増えます。暖かくなるとぐんぐん花茎を伸ばしてくるはずですが、今はまだ、プロ野球選手が紅白戦で調整している、そんな段階。
近い仲間のヤマエンゴサクの種は飛んできてくれないのに、誰が運んでくるのやら、ムラサキケマンの苗がそこかしこで元気に育ち始めました。
基本的には抜き取る対象ですが、一株ぐらいは残して置こうかな。
モッコウバラの花芽は、いつの間にか、ここまで大きくなっていました。
ロシアの教会の建物に似ていなくもありません。
ナンテンの頂芽も、活動開始間近です。
うまく撮れませんでした。地味な花をつけるクレマチスですが、今年は花を沢山咲かせそうな気が・・・
アジサイの芽。種類によってずいぶん違いますね。
ブルーベリーの芽。落葉しなかった葉の赤とのコントラストが絶妙。
葉牡丹の抱え込んだ大きな水玉。我が家と雨空と私の頭が写り込んでいます。
寒い一日でしたが、植物たちは、それぞれ、春に向かってウォーミングアップに余念がないのは間違いないようです。