お腹がいっぱい~ 豊年だ、満作だ
H先生の奥様の墓参り
今日は、午前中、車で、H先生のお宅へ。
年度末なので、様々な個所で道路工事が行われているため、予定より30分も遅れてしまいました。家の前に停車すると、エンジン音を聞きつけたH先生は、さっそく玄関から出てこられました。手に木の枝を持って。
木の枝は、マンサクの花でした。岩手県の高名な写真家Hさんが、車で埼玉県まで運んでくれた苗木が、2階を越えるほどに成長し、たくさんの花をつけていました。
奥さまが亡くなられて7年、亡くなられた当時、先生の憔悴は激しく、大いに心配したものでしたが、今では、ご高齢にもかかわらず、執筆活動や講演、現役教員への指導などに精力的に活躍されています。
それでも、奥様のお墓の前に立たれると、
「あの時、ああしておけば良かった。こうしておけば良かった。」
と、やはり、寂しそうでした。
浦和の鰻~、萬店(まんだな)
墓参の後、お昼を浦和の鰻屋さんで食べることに。
駐車がしやすい萬店(まんだな)を選びましたが、ここも宮澤賢治と関わりがある店だということをH先生からお聞きしました。
宮澤賢治の弟である宮澤清六さんが、ふらり立寄った銀座の画廊で、彫刻家である金子健二さんの作品に出合い、一目で気に入りました。
その後、花巻市内に風の又三郎に関するモニュメントを建設することになった際に、作品制作を金子健二さんにお願いするなど、宮澤清六さんと金子健二さんとの交流が長く続くことになります。
浦和に宮澤清六さんが来られて際に、H先生は、萬店で会食することとしたのですが、 金子健二さんが、萬店のすぐ近くにある「浦和造形研究所」の創設者だったことから、金子さんもお呼びし、この店で大いに語り合ったとのことでした。
そんなお話もお伺いしながら、待つこと暫し。うな重がやってまいりました。
当初のもくろみでは、一番安い「梅」(それでも結構なお値段)を頼むつもりだったのに、先生が「梅」よりも3ランク上のお重をおごってくださることとなり、申し訳ないと思いつつ、大変おいしく頂戴しました。
ジャルダン ド ヨノ (Jardin de Yono)
先生をお宅までお送りした後、与野公園脇のJardin de Yonoに寄り、コーヒーを飲みました。妻のおすすめの店。
うな重を食べた後だというのに、ケーキまで!
ランチの時間をかなり過ぎていたのですが、まだお食事が終わったばかりという先客が数グループ、満足そうな顔をされて座っていらっしゃいました。
女性ばかり。妻たちも、女性ばかりで美味しいお食事を楽しんだとのことでした。
ところで、与野公園と言えば、バラで有名。
実はこやんぴ、満開のバラの咲く与野公園で日本テレビのズームイン朝に出演したことがあります。お~、はずかし。
こやんぴの狭庭にて
昨日に引き続き、ヒイラギナンテンの撮影に挑戦。
うまく撮れたら、フェースブックに載せようと思っているのですが、なかなかうまく撮れません。
ツバキとシュンランの花芽も、目立たないところで膨らんでいました。
もうすぐ春ですね。