花芽が出てきた洋蘭はキンギアナムかも
2月15日に、花芽が伸びてきたことをご報告した洋蘭。
ずいぶん花穂が伸びてきました。
下の写真は、2月15日の状況。まだ、花芽と花芽の間隔が詰まっています。
次の写真が、今日の状況。
(いずれの写真もぶれていてお恥ずかしい次第です。)
唇弁(咲いた状態では、花の一番下に位置する大きな花弁)となる部分が、ずいぶんと膨らんできました。
このままの状態で開花すると、上を向いて咲く形となりますが、多くのランの花は、この後、くるりと体をよじり、唇弁となる突起部分が下になるように回転します。
この花も、もう少し経つと回転を始めることでしょう。
「あれぇ、でも、オンシジウムの花は、唇弁が上になっているよ。」
確かにオンシジウムは、他のランと異なり、唇弁を上にして逆さまに咲いているように見えますが、オンシジウムのような咲き方がランの元々の咲き方なのだとか。
逆さまに見えるオンシジウムの花が実は逆さまではなく、逆さまとは思えない他の多くのランの花が実は逆さまなんて、なんて、ややこしい。
多くのランの花が唇弁を下向きにしたのは、ここに花粉を媒介する昆虫を安定的に着地させるため、なのかな?
《 下の写真は、デンドロビウム。唇弁が花の最下部にあるのが分かりますね。 》
以前にも書きましたように、品種名を書いた札が欠損してしまったため、何というランかは分かりませんが、キンギアナムの仲間のような気がします。
同じ房総の蘭店から別の時期に購入した株にも、花芽があがってきました。
どうやら、これもキンギアナムの仲間っぽい。
咲いたら、ご報告いたします。