「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

お散歩大好きの「こやんぴ」が、ふと出会った植物や動物たちについて思いつくままに記していきます。

86歳翁から戦中、戦後体験を聞く

 今日の午前中、地元のシニアの集いがありました。

 今月誕生日の方をお招きし、ささやかな誕生パーティー

 誕生月の方でご参加になったのは、86歳の男性お一人でしたが、戦争中や戦後の混乱期のことをいろいろお話しいただきました。

 終戦時には、国民学校高等科の最上級生、卒業だと思っていたら、中学校ができたので、そこに1年間学んだとのこと。私の出た中学校ができる前だったので、小学校に中学校のクラスを急造したのだそうです。

 

 戦時中の空襲の話も出ましたが、当地は、当時、純農村地帯でしたので、空襲はまったくなかったとのこと。しかし、少し離れたところに「帝国火工品製造」という火薬類を製造する工場があったため、米軍艦載機が地上を低空で飛び、とても怖かったとのこと。学校で学んでいる際に空襲警報が発令されると、彼ら最上級生たちは、下級生たちを引率して避難したそうです。

 昭和20年3月の東京大空襲のときは、三日間、夜になると東の空が真っ赤に染まっていたとのこと。

 

「戦争は、本当に怖い。在ってはならない。」

としみじみ語っていらっしゃいました。

 

 地元の青年団が、秋の祭礼の際、神社の境内で素人芝居を演じたことなども、懐かしく語ってくれました。「小ヶ谷(当地の大字名)数え歌」も、しっかりっとした声で歌ってくださったのですが、詩の内容から、参加者一同、高度経済成長前の当地の風景、行事などを頭の中に思い描きながら聞き惚れることができました。

 

 とても貴重な経験をした参加者一同、「『小ケ谷数え歌』を復活させよう!」と誓い合ったのでした。

 

 ついこの間、つい最近まで中華の名店を経営していた友人ご夫婦が、牛肉と豚肉を食べない(本当は大好きなんですよ。)私のために、わざわざ鶏肉で餃子を作ってくれました。

 感謝しつつ、とても美味しくいただきました。

 やはり、プロの味は違います。

 

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