「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

お散歩大好きの「こやんぴ」が、ふと出会った植物や動物たちについて思いつくままに記していきます。

鷲宮(久喜市)の百観音温泉

 近年は、温泉掘削技術の進歩により、温泉数全国最下位クラスの埼玉県にも数々の温泉が湧出するようになりました。

 

 とは言え、源泉の温度は、それほど高くないものがほとんど。沸かし湯なんですね。

 

 ところが、鷲宮百観音温泉は、源泉の温度は57度。しかも自噴。

 

 観音様のお告げにより掘り当てたという昔風の伝説がありますが、湧き出したのは20世紀末。その頃、たまたま、鷲宮方面に仕事で行く機会が多かったので、湧き出した直後、地元の方に、湧いている所を見せていただいたことがあります。ちょっと茶色いお湯が勢いよくジャバジャバと湧いていたのを記憶しています。

 

 うろ覚えですが、最初の頃は、仮の露天風呂ができて、ご近所の方々が只で入っていたような・・・

 

 それ以来、一度も行っていませんでしたが、今日、行ってきました。

 

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 温泉名の由来となった百観音のお堂が、温泉入口にあります。

 

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 小じゃれた雰囲気はありませんね。

 

 でも、泉質は、ナトリウム塩化物強塩温泉で、お肌つるつる、体はポッカポカ。

 なかなか良い温泉でした。

 源泉かけ流し、加温無しとは驚きです。

 烏の行水派の私も、1時間近く入って温まってきました。

 

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 観音堂の前に野菜の即売場もあって、山形出身の冗談の上手な売り子のお兄さんが、温泉利用客の叔母ちゃんたちを楽しませつつ、売りに売っておりました。

 

 苺は、一番おいしい農家のものが売り切れ、お兄さんの話では、二番目に美味しい農家のものだけが「まだある」とのことだったので、それを購入して帰ってきました。

 

 家で食べたところ、「二番目に美味しい」苺がとても美味しかったので、次はぜひ、「一番おいしい農家のもの」を食べてみたいものです。