「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

お散歩大好きの「こやんぴ」が、ふと出会った植物や動物たちについて思いつくままに記していきます。

冬のマンゴー お前って奴は

 昨年、種から育てたマンゴー。

 

 最初に出た芽が葉を伸ばし始めたと思ったら枯れてしまい、マンゴー子育て失敗かと思ったのですが、このマンゴーは多胚の種だったようで、10本以上の新しい芽が出てきました。

 最初に出た芽が順調に成長した場合は、他の芽は、多分出てこなかったのでしょうね。面白い性質を持った木です。

(マンゴーには、種子が単胚のものもあるらしいので、私の育てた種類が多胚なのは幸運でした。)

 

 あまりにも芽が多いので、後ほど剪定しようと思っていたのですが、兄弟間の競争の結果、ひ弱な芽は負けてしまい、だいぶ芽の数は減りました。鉢の中での熾烈な生き残り競争だったのですね。

 

f:id:koro111koyampi:20190215200642j:plain

( 10cmほどあった種は、芽に栄養を与え切り、小さく萎んでしまいました。)

 

 マンゴーの葉の出し方は独特です。

 触るとすぐに破れてしまいそうな幼葉が、小さな芽から4枚ほど伸び始めます。伸び始めは、柔らかいので、木から垂れるような風情。

 色は、なんと、チョコレート色。育て始めのころは、成葉になってもチョコレート色のままなのかと思っていましたが、だんだん緑色に変わっていき、やがて丈夫な葉になります。

(最初から緑色の葉が成長する種類もあるようです。)

 

 これが次々続くかと思いきや、次の芽が伸び始めるまで、ずいぶん時間がかかります。休み休み大きくなるタイプのようです。

 

 おそらく、原産地では、冬であっても、芽を出し、それが大きく成長するのでしょうが、川越の冬はお気に召さないらしく、ほとんど休眠状態。

 

 芽はあるにはあるのですが、まったく大きくなりません。成長が止まったまま。

 

f:id:koro111koyampi:20190215200309j:plain

 

 春になるまで冬眠しているようです。

 

 マンゴーの鉢のすぐ近くでは、ランの花芽が動き始めました。

 品種名を書いた札が折れて紛失してしまったため、名前は分かりません。

 地味な花です。

 

 咲いたらご報告いたします。

 

f:id:koro111koyampi:20190215200608j:plain