この実何の実気になる実 ・・・ 少し時間を遡ってみると
昨日アップした「ある植物」の実の写真。これは、2月上旬の姿です。
ちなみに、ここに写っているのは二つの実です。一つの実が二つに割れたわけではありません。
《 すでに種が飛び出し、完全に口が開いています。 》
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この実がまだ種を持っていた頃の姿を確認してみましょう。
(撮影場所は、同じではありません。)
《 12月下旬。実が裂けた直後の様子。》
裂け目から、実の中が見えています。白い紐のようなものがぎっしりと詰まっているのがお分かりになると思います。
《 北風が、種を新天地への旅に誘います。 》
強い季節風は、実の裂け目で渦を巻き、殻の中で眠る種たちを「殻から出よ」と囃したて・・・
種たちは、まるで伸びをするかのように、畳んでいた白いひげを半球状に広げ、ふわふわと当てのない旅に出かけていきます。
《 微風でもふわふわ動くので、昔の人は「得体のしれない虫」と思ったらしい。 》
きらきら光って綺麗ですね。
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時計の針をくるくると逆さに回し、さらに時を遡ってみましょう。
《 9月下旬。ゴツゴツしたゴーヤといったイメージです。 》
葉が写っているので、「ああ、※※※※だったんだ。」とお分かりになった方もいらっしゃるでしょうね。
花は、明日アップします。