久々の朝散歩
新年早々、病院で何日間か過ごしてしまったので、久しぶりの朝散歩。
寒い朝だったので、川越水上公園の水鳥たちも、岸辺で日向ぼっこ。
日向ぼっこといえば、横道にそれますが、俳句では「ひなたぼこ」という形で冬の季語になっています。でも、私、これ好きじゃないんですよね。「日向ぼっこ」は、多分、「日向でほっこりする」が語源だと思うのですが、それを無理やり5文字にしたみたいで・・・。あくまでも個人的になのですが、すっきりしません。肌に合わないんです。
したがって、「ひなたぼこ」の入った句を私は詠みませんし、句会でも採りはしません。ま、私に採られても、誰も喜びませんけれどね。
春の季語の「ふらここ」も嫌。「ふらここ」ってブランコのことなんですってよ。「ふらここ」の入った句を最初に見たとき、理科の実験で使う「フラスコ」か、「ふらふらここに来た」の間違いか、お化けか何かと思いましたよ。ぷんぷん。
(こやんぴ、最近、句会での成績が思わしくないので、八つ当たりぎみ。)
ユズリハの実が完熟していました。
枝先には、花芽(雌花の芽)と新しい葉芽が冬眠中です。
ユズリハは、雌雄異株です。
こちらがユズリハの雄木。芽の形がずいぶん違いますね。ちなみに、花は、雄花の方が派手です。
雄木も雌木も、昨年末に、一昨年の葉を落としています。
今茂っている葉は、昨春に芽生えた葉で、彼ら、彼女らは、現在は芽の状態で眠っている新芽たちが、しっかりとした葉となって独り立ちする今年の末まで、やさしく見守ることとなります。
高木のユリノキです。花柄がいっぱい木にしがみついたまま。
これも高木のメタセコイアです。体に似合わず小さな球果がぶら下がっています。
穂のように見えるのは、枯れた雄花。
《おまけ》
キクザキリュウキンカが、今日も開きました。
日本原産のリュウキンカではありませんでしたが、私は、逆にほっとしています。いただいたものとはいえ、元々が自然界から誰かが持ち帰ったものだったらいやだな、そう思っていたからです。
ヨーロッパ原産の、しかも園芸種のようです。
眺めていると、心の和む素敵な花です。