「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

お散歩大好きの「こやんぴ」が、ふと出会った植物や動物たちについて思いつくままに記していきます。

フリル、フリル、霜のフリル

 今朝の冷え込みは昨日ほどではなかったけれど・・・

 

 草たちの葉の上には、霜、霜、霜。

 

f:id:koro111koyampi:20181220151910j:plain

 ホトケノザ

 棘だらけのサボテンといった風情。

 

f:id:koro111koyampi:20181220151923j:plain

 センニンソウ

 まるで、覆輪の葉。

 センニンソウの葉は、羽状複葉で、基本的には卵型ですが、根に近い部分では、ご覧のとおり3片や2片に切れ込ができることがあります。

 センニンソウは、草ではなく木です。これから葉を落としますが、茎と芽は残り、春先に再び葉が生じます。

 春の芽出しは、園芸種のクレマチスにそっくりですが、それもそのはず、両者は近い仲間です。

 

f:id:koro111koyampi:20181220151918j:plain

 ヨモギ

 フリルを身に纏うと、クリスマスの飾りに使われるセイヨウヒイラギのよう。

 ヨモギに限らず、キク科の植物は、霜に強いものが多いですね。

 根で越冬するので、最終的に地上部は枯れ果てます。

 春先の新芽は、草餅にすると薫り高くておいしいですね。

 

f:id:koro111koyampi:20181220152254j:plain

 ヒメオドリコソウ

 ヒメオドリコソウと、ホトケノザは、本当によく似ています。

 どちらも、寒さに強く、競争者たちが枯れている冬の間も、太陽の光をたっぷり浴びて、せっせと炭酸同化作用にいそしみます。

 

f:id:koro111koyampi:20181220151931j:plain

 これは、立ち枯れたエノキの大木。

 ヒラタケの子実体(つまり、キノコ)がいっぱい生えていましたが、どなたかがすべて採取した模様です。残っているサルノコシカケのようなキノコは、食用にはなりません。カイガラタケかも。

 

 我が家では、野に生じるキノコを食べることはしませんが、このように、きれいさっぱりなくなってしまうと、

「ああ、美味しそうだったなぁ。ちょっと惜しかったなぁ。」

と思わないではありません。

 

 採取した人は、どのような食べ方をしたのでしょうか?

(未練がましいですね。)

 

 ちなみに、ヒラタケが生えていた状況は、下の写真のとおり。

 

f:id:koro111koyampi:20181220155545j:plain