幸福の黄色いリュウキンカが
我が家に、サンタクロースに先駆けて、リュウキンカがやってきました。
知人が株分けしてくれたもの。
その人の話では、
「ものの本には、湿った環境が好きとのことだが、そうでなくてもよく育つ。」
とのことでした。
ワサビやフタバアオイの葉に似ていますね。
ネットで調べてみると、「水辺や湿地などに生育」とありますので、乾燥させないように栽培する必要がありそうです。
我が家には、どちらかというと乾き気味に育てる方が適当な植物が多いので、ちょっと違った扱いをする必要がありそうです。
黄金色の花が立ち上がるようにして咲くので「立金花」と名付けれらたとのこと。春先が楽しみです。
属は違いますが、アネモネやクレマチスと同じキンポウゲ科。同科の植物には、もちろん、がくも花弁も揃った華やかな植物が多いのですが、中には、花弁が退化してしまって、がくが花弁のように見える種類もあります。リュウキンカがまさにそれ。
「うわぁ、綺麗な花。」
と言って眺める黄金色のリュウキンカの「花弁」は、厳密に言うと「花弁」ではなく「がく」なのです。
「綺麗に咲いたリュウキンカとかけてなんと解く?」
おっ、急に謎かけですか。
「立派な展覧会に出品したへたくそな絵と解きます。」
ほぉほぉ、して、その心は?
「どちらも、『がく』の方が華やかでしょう。」
がくっ。
くだらないことを考えてしまったので、リュウキンカの花弁のように見えるものが「がく」であることは、これで忘れないですみそうです。
「そんなことより、水やりを忘れないようにしなさいよ。」
おっしゃるとおりです。肝に銘じます。
必ず来る幸福
外は寒いけれど、心の中がほんわかとしてきました。