こやんぴの出す問題が難問化する問題に関する一考察
はじめに
こやんぴが「なぁんだ?」と言ってアップしたこの写真の正体は、茶の実でした。このことについては、一昨日ご報告したとおりです。
正直なところ、ヒントとして、三つの実を地図記号の茶畑状に並べたものですから、どなたかから、すぐに、
「茶の実でしょ。簡単~。」
というコメントが入るのではないかと思っていました。
ところが、そうはならなかった。
意外に難問だったのではないか?
だとしたら、なぜ、そうなったのか?
出題者としては、しっかりと考察しておかなければなりません。
なぜ難問化するのか
今回の問題が、意外に難問だった理由について、こやんぴは、3つの仮説を立ててみました。
【第一仮説】マカダミアナッツ近似説
写真の実とナッツが、あまりにも似ていたので、
「なぁんだ、くっだらない問題だなぁ。マカダミアナッツに決まっているじゃないか。答えるのもばからしいや。」
と思われたのではないか?
【第二仮設】こやんぴは元々田舎の子説
こやんぴは田舎育ちで、近くに茶畑や桑畑、稲田がいっぱいあったので、茶の実についてもよく知っていたが、都会育ちの人たちは、
「えっ、茶の実~? 『茶飲み友達』の間違いじゃないの~?」
と叫ぶ(訳ないか)ほど、茶の実を見たことも聞いたこともなかったのではないか?
【第三仮設】こやんぴは駄洒落の常習者説
こやんぴとしては、けっこうストレートな問題のつもりだったのだけれど、日ごろのブログの書きぶりからして、
「こりゃあ、引っ掛け問題に違いない。ストレートに答えると、こやんぴに『へへへ~ん、そう思うでしょ? それがですね~・・・』とおちょくられるに違いない。ここは、答えずに、こやんぴの「くっだらない答え」を見てから、それをせせら笑った方が得策だ。」
と思う方が多かったのではないか?
これらの仮説について、以下に、検証してみることといたします。
マカダミアナッツ近似説
私こやんぴ、一度もハワイに行ったことはありませんが、マカダミアナッツの入ったハワイのチョコレートは、他の方からいただき食べたことがあります。美味しいですよね。
でも、ナッツを見たことはあっても、ナッツを包む実を確認したことがありませんでした。チョコにちょっこり包まれているナッツしか知らないのです。
そこで、今日、ウィキペディアで調べて見ました。皆様も、ぜひウィキペディアで「マカダミア」を検索してみてください。そこに、マカダミアの「実」と「ナッツ」の写真がありますので、上の写真と見比べていただきたいと存じます。
なんと! マカダミアの「実」も「ナッツ」も、茶の実とその中身にそっくりではありませんか。
でも、マカダミアはヤマモガシ科という、あまり聞いたことのない科に属していて、チャ(お茶の原料の茶)はツバキ科ですから、他人の空似なのでしょうね。
ということで、私こやんぴが知らなかっただけで、茶の実とマカダミアの実があまりにも似ていたために、私の提出した今回の問題が難問となった可能性があるわけです。
こやんぴは元々田舎の子説
こやんぴの住む地域は、今でも片田舎。5月、田に水が入れば、蛙がげこげこ大合唱。9月、稲刈りが終わると、ドジョウややザリガニを狙って鷺がぎゃあぎゃあ大乱舞。
子どもの頃は、もう完全な田舎。周りを見渡せば、稲田に桑畑、そして茶畑。ですから、どんなガキンチョでも、茶の実がどんな形をしているか知っております。
学校の社会の時間に、先生が地図の記号について説明しても、茶畑や桑畑の記号は、感覚的にすぐ理解でできるのです。
「茶畑の記号は、茶の実を図式化したものですよ。」
と先生。
「うんうん、分かる分かる。だって、俺達、昨日、茶の木からもいできたもん。」
と児童たち。
本物を見ていますから、しっかり記憶に残ります。
忘れん坊のこやんぴ爺であっても、半世紀以上にわたってず~っと覚えている・・・そういうことです。
ところが、
「消防署の記号はこれこれ、警察署の記号はこれこれ。」
と先生に言われても、
「消防署って何だぁ? 自警団のことかぁ?」
「警察署って駐在さんのことかなぁ??」
児童たち、どうもイメージがわきません。
都会の子たちは、この逆なんでしょうね。
これが難問化した理由である可能性も捨てきれません。
こやんぴは駄洒落の常習者説
こやんぴの日ごろのブログ内容が内容です。くっだらないことおびただしい。
それで、
「またぞろ駄洒落に違いない。」
と思われた方も多いのではないでしょうか。
私が愛読する「sunaowamuteki’s blog」の作者であるsunaowamutekiさんもそのお一人。
赤茶色の実が3つあり、その中からナッツのようなものが顔を出しているものですから、
「まっかな実がみっつ…マカナミガミッツ…マカダミアナッツ」
が答えなのかと、悩みに悩まれたようです。
こやんぴ、知らず知らずにご迷惑をおかけいたしていたようで・・・
もしかすると、ヒントで出したこの写真(下)ですが・・・
パッカリと割れていますよね。
そこで、
「あれぇ、実がパッカリと割れてるじゃんかよ~。はは~ん、分かったぞ。」
「え、何が分かったの? 教えて、教えて!」
「パッカリだ、3つのあのナッツ。パカリだみっつあのナッツ。パカだみあナッツ。マカダミアナッツ。」
「あっ、それだ、それだ。答え、分かっちゃったね。」
違いますよ。
どうも、へっぽこピッチャーのこやんぴがへろへろのストレートを投げたにもかかわらず、「くせ玉が来る」と予想した一流バッターを空振り三振に仕留めてしまったような展開です。
そんなわけで、こやんぴの駄洒落癖が難問化を招いたとも考えられます。
結 論
こやんぴとしては、三つの仮説のどれもがありそうなので、そのすべてが複合したために、こやんぴの出す問題が難問化したのではないか、そう考えております。いかがでしょうか?
「あのさあ、こやんぴ! もしかしたら、寝ながら考えた『パッカリだ、3つのあのナッツ。』について聞いてもらいたいから、この文章書いたんじゃあないの?」
ちょっと、ちょっと~、それを言っちゃぁ、おしめぇよ。
(こやんぴ、すごすごと下手に去り、幕があたふたと下りる。)