虹の向こうに
小雨の降る一日でした。
遅いお昼を済ませた後、しゃれた喫茶店を探して初めての道をドライブ。皮肉なことに、対向車線の方には候補の店が次々現れるのに、分離帯が続いていてUターンできません。
走るうち、農協の直売所の看板が見えたので、目的変更。野菜の買い出しになってしまいました。噂どおり、今、野菜が安い!
店先には、数々の花の苗が。生き生きとした苗でした。今日は購入しませんでしたが、後日、仕入れに来ようと思いました。
咲くに従い花の色を変えるというプリムラ・・・綺麗ですね。
武蔵野台地の雑木林が控えめに紅葉し、よく整備された野菜畑が延々と続く狭山市堀兼。昔は、浅い井戸だと水が出ず、井戸を掘りかねたから、それが地名になったとも。地域の方たちが苦労して掘ったという「堀兼の井」という旧跡も残っています。
雄大な景色の中を走っているうちに、今月号の語学テキストが未購入だったことを思いだし、川越駅近くの駐車場に車を入れて、本屋さんへ。
用を済ませて外へ出ると、ぱらぱら雨が降っているのに、夕日が眩しいほど。
川越駅の方を振り向くと、少し薄目ですが、大きな虹が架かっていました。
多くの人が、スマホで写真を撮り、早速誰かに送信しているようでした。
くっきりとはしていなかったけれど、半円状の虹をひとしきり楽しみました。