季節外れのジシバリとホソヒラタアブ
今日から、地元自治会のイベント。
昨日は、その準備で肉体労働。
体力の弱っているこやんぴは、かなり疲れました。体力だけが取り柄だったのになぁ。取り柄がなくなっちゃいました。
今日は、そのイベントの当番をした後、床屋さんで、もっさもっさの頭をさっぱりさせてきました。・・・あ、ちょっと表現を間違えたかも。
若いときに比べると、髪の毛の太さが「これほど細くなるものか」と驚嘆するほど細くなり、かつ、本数が「まだ減らすつもりかよ」と泣き言を言いたくなるほど減少しているので、「もっさもっさ」はないですね。「襟足あたりがみっともなくなったので」に訂正。
学生時代は、
「お客さ~ん、髪の毛が多すぎて、散髪が大変だわぁ。」
と、理髪師さんを嘆かせたものでした。ああそれなのに、それなのに、最近は、床屋さんに行くたびに散髪にかかる時間がどんどん短くなっていき、理髪師さんではなく、私が嘆くこととなっております。とほほほ。
明日は、ゼミの友人の命日に近い日なので、ゼミ仲間と墓参り。
その後、亡くなった友人も含めて何回も宿泊した宿で、昔語りの予定です。毎年、欠かさない大事な行事。
最近の好天続きを春と勘違いしたジシバリが花を咲かせていました。
小さなハナアブ、体長が1センチほどしかないホソヒラタアブが、蜜を求めてやってきました。カメラを近づけると飛んで逃げていきますが、警戒心が弱いのか、こやんぴのことを「たいした奴じゃあねぇや。」と思っているのか、すぐに戻ってきました。
そのおかげで、ピントはホソヒラタアブには来ていませんが、ホバリング中の「平田さん」を撮影することができました。高速で羽ばたいているので、翅がほとんど見えません。
ところで・・・最近、ハエやアブの仲間のことを「ハエ目」と呼ぶことが多くなりました。昔は、ハエやアブの仲間は、後翅が退化しているため前翅2枚だけのように見えるで「双翅目」と呼ぶのが一般的だったんですけれどね。
透きとおった膜のような翅を持つので「膜翅目」だったハチの仲間は、「ハチ目」。岡目八目みたい。変なの。そもそも、「君はハチ目だよ。」なんて言われて、アリが「ありまぁ」と怒ったりはしないのか。
鱗粉のある翅が特徴的なチョウの仲間は、「チョウ目」より「鱗翅目」の方が良いのになぁ。「ちょう」と「め」では、「丁半揃いました。」・・・出目を賭けの対象とするサイコロ博打を連想してしまいます。
ハエ目、ハチ目、チョウ目と教えられている若い世代の人々には、何の違和感もないんだろうなぁ。辞書などには、双翅目、膜翅目、鱗翅目などは、「旧称」なんて書いてあったりします。
ええ、ええ、結局、私は、古い人間なんでございますよ。