朝の冷え込みに陽を浴びる
朝夕、めっきり冷え込むようになってきました。
皆様、お風邪など召しませんように。
などと言っているこやんぴですが、寝相が極端に悪く、朝起きると布団を蹴とばしている傾向があるので、最も注意をすべき人間の一人です。
ではありますが、幸いにして、こやんぴは恒温動物に属しますので、変温動物たる昆虫たちほどの苦労はありません。
昆虫たちには、厳しい季節になってきました。
セグロアシナガバチと思われる個体が、玄関先をよたよた歩いていました。
早く冬越しの適地を見つけないと大変です。
埼玉側から見る富士山は、北面に当たる山梨県側なので余計そう感じるのですが、急に雪の量が増えました。朝晩寒いわけです。
アイノコセンダングサに、シジミチョウがたくさん。皆じっとして、陽の光を浴びています。
シジミチョウにとっても、10月の前半は、曇りや雨ばかりで苦労が多かったのではないでしょうか。昨日、今日の快晴は、彼ら、彼女らにとって、まさに天の恵みでしょうね。
今年は、我が家の植物を食べて育つツマグロヒョウモンも、ルリタテハも、秋の天候不良が影響しているのか、蛹になる前にほとんど消えていってしまいます。
このツマグロヒョウモンも、前蛹(終齢幼虫から劇的に蛹に変身する状態)段階で力尽きました。病気だったのか、栄養不足だったのか、寄生バチか寄生バエに蝕まれたのか・・・。
我が家の庭に、タイワンホトトギスの白花が出現しました。今日まで気がつかなかったのですから、こやんぴのうっかりぶりも堂に入っていますね。
ルリタテハの幼虫に葉をほとんど食べられてしまったにもかかわらず、よく咲いてくれました。この花は、すでに盛りを過ぎているようです。
幸い、蕾が残っており、夕方に少し開き始めました。
明日、咲いてくれると思います。
それにしても、しゃがみ込んでルリタテハの幼虫を探しても、どこに隠れたのか、見当たりません。
虫嫌いの方は、先ほどのツマグロヒョウモンの前蛹を見ただけで、
「うへぇ」
だと思いますので、ルリタテハの幼虫の写真を載せることは遠慮しておきます。
名前のとおり瑠璃色の美しい翅を持つ成蝶からは想像できないほどの「すごい」お姿をしておられます、ルリタテハの幼虫は。こやんぴも腰を抜かしそうになったくらいですから。
え、見てみたい?
そうですか、どうしようかなぁ。
まあ、今日のところはやめておきましょう。
ていうか、前にご紹介したかも。それを確認してみることが先決ですね。