雨のしずく・・・
台風接近の影響で、朝から雨。
午後10時過ぎの今、雨も風も強くなってきました。
大きな被害の出ないことを祈ります。
午前中に、庭に出ている鉢ものたちが倒れないよう対策を講じたついでに、花に着いた水滴を撮ってきました。
《 ニチニチソウ 》
花の中央部に、大きめの水玉が。
《 ペンタス 》
ペンタスは、基本的には花弁が5枚ですが、4枚のものも、6枚のものも混じっているんですよ。
この花は、花弁の上だけではなく、雌蕊上に水滴をためていました。
《 キンモクセイ 》
一昨日は蕾だったのに、昨日は上天気。一気に満開となりました。
良い香りも漂っています。
今日の強風で、短い命となりませんように。
この花は、密集しているからでしょうか、水滴を肩に載せる傾向があるようです。
《 ミズヒキ 》
ミズヒキは、種が赤く連なっている 様が、のし袋などに使われる水引の赤の方に似ているから、そう呼ぶのかと思っていました。水引の白の方には、白花のミズヒキが対応するのか、とも。
今まで、ぐぐっと近寄って水引の花を眺めたことが無かったから。
でも、ミズヒキの2枚目の写真をご覧ください。
紅白のツートンカラーではないですか! 赤一色とばかり思っていました。
赤い実の生るミズヒキだけでも、十分に「水引」の名に値するのですね。
昔の人は、細かいところまでよく見ているものだと感心してしまいます。
出来初めの実は、まだ、雌蕊の先っぽを着けています。ここが水滴の上手な受け手となっているようで、実の大きさを遥かに超える水滴ができあがるところが面白い。
《 ヤブラン 》
ヤブランは、律儀にも、水滴を花全体で受け止めているようですね。
《 ウメモドキ 》
ウメモドキの実は、水引に負けず劣らず水滴と遊ぶのが上手なご様子。