チュウサギではなく、ダイサギのようです
数日前の朝散歩の際、川越水上公園の修景池の中で、アオサギと「チュウサギ」が向き合うようにして佇んでいた、と書きました。
今朝は、アオサギはいませんでしたが、「チュウサギ」は、ほぼ同じ場所でじっとしていました。同じ個体かどうかは分かりませんが・・・
あれ、よくよく見てみると、チュウサギにしては少し大きいかも。もう一度写真を撮って確認することにしました。
嘴が黄色くなっていますね。夏の間は黒いんですよ。
秋風が吹いたからなのか、ヒガンバナが咲き始めたからなのか、もう衣替えをしたようです。
トリミングして、顔の部分を拡大してみましょう。
首が長くてスマートですね。ダイサギかもしれません。
でも、チュウさんかダイちゃんが一羽しかいない状態では、当たり前ですが、大きさで比較することができません。遠目で、チュウサギとダイサギを見分けるのは、実に難しいのです。
(さらにこんがらかることを言ってしまうと、ダイサギは、ダイサギとチュウダイサギという亜種に細分類されるのです。ああ、もう訳が分からない。)
でも、顔の部分のある個所で両者を区別することが可能なので、トリミングして顔の部分を拡大したわけです。
嘴から眼の下の方に筋模様(「口角の切れ込み」と言うようです。)が走っていますね。これの長さでチュウさんとダイちゃんを見分けるのです。
チュウさんは目の下まで。
ダイちゃんは目の下で止まらずもっと後ろまで。
微妙な個体もありますので、この方法で100%間違いなし、とはなかなか言えませんが、この個体の場合は、みごとな「下だけアイライン」が眼よりもずっと後にまで伸びていますので、まず「ダイサギ」で間違いないでしょう。