秋の先駆け
今日の関東地方は、北からの高気圧に覆われ、日差しこそ強いものの、北からの乾いた風が爽やかでした。
丹沢も、箱根の山も、富士山も、空より青く、くっきりと望むことができました。
でも、写真撮らなかったんですよね。朝寝坊したり、出掛ける用事があったりして。
それ故にでしょうか、初雁橋を渡る際に、ちらっと目に写ったこれらの山々の光景が心のうちに焼き付いています。
(負け惜しみ?)
今日ほど涼しさを感じることはありませんでしたが、ここ数日、「秋」の先触れに出会うことが多くなりました。
ヒガンバナやツルボが咲く頃は、雪が降ったと見紛うほどびっしりと花をつけるセンニンソウが、藪に隠れるように数輪だけ咲いていました。
ガガイモも咲き始めました。
花を咲かせる株が増え、ほんのりと香るようになるのも近いことでしょう。
入間川の堤防上の遊歩道は、富士へと真っ直ぐに続く道。
湿気の多い夏の盛りには、遠くが霞んで、こういう光景にはまず出会えません。