キツネノカミソリの花盛り
旧盆真っ只中。
川越の街中は、この時期がお盆です。
お盆休みで、街中も空いているだろうと判断し、親戚周りに車で出かけました。
大失敗。
川越が首都圏の「ご近所観光地」であることを忘れておりました。
無料の駐車場も、有料の駐車場も、どこも「満」印。
やっとのことで、親戚からかなり遠い所に駐車場を確保し、歩いて親戚周り。車で出かけた意味がなくなりました。汗がどどっと噴き出し、ふうふうしている私に対し、観光客の人たちは元気です。有料の浴衣に着替えて、楽しそうに「ご近所観光地」を楽しんでいます。
帰りも、街中は観光を終え家路を急ぐ車で大混雑。家路を急ぐと書きましたが、信号が何回も青に変わるものの。ほとんど前に進まない渋滞状態。親戚でお茶をしこたま飲んでいますので、尾籠な話で恐縮ですが、もよおしてきたら大変。ぐっと遠回りしてやっと帰ってきました。
間に合いました。何がですって? 尾籠な話のことです。
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今朝、久しぶりに朝散歩に出かけました。
途中の無人野菜販売所でどっさり買い込んだために、重い野菜を抱えながらの散歩となりました。
あっ、そうだ! ばうさんのブログに、「キツネノカミソリの花がもう終わりかけ」とありましたっけ。
これは、おらが村のキツネノカミソリも確認しておかねばなりますまい。
富山や新潟に行ったりして、とんと寄りつかなかったので、「キツネノカミソリたちが拗ねていたら困るな」と、こわごわ(?)近づいたところ・・・
おうおう、最盛期。
拗ねてなどおらず、ヒガンバナをぐっと小型化し、形もぐぐっと簡素化したような花を、あちらでもこちらでも競うように咲かせているではありませんか。
オレンジ色の燃えるような花が、朝日を受けて、より鮮やかに燃え立っています。
《 後から太陽に照らされると、単色かと思える花びらも、微妙に色を変えるのですね。 》
ああ、もっと良いカメラを持ってくればよかった、と言っては、常用コンデジに失礼というもの。
失礼な持ち主にもかかわらず、へそを曲げない健気な常用コンデジで、何枚か写真を撮ってまいりました。
《 木陰の花が、一番肉眼で見た色に近いように思わるます。 》
《 一番手前のこの花は、蕾のうちに虫に齧られたようですね。 》
《 雄蕊の葯の黄色がアクセントになっています。大規模集積回路全盛の時代に乗り遅れた表現かもしれませんが、トランジスタみたいです。実に可愛らしい。 》
《 スポットライトを浴びた花と、木陰の花と。思い思いにダンス、ダンス。 》
《 キツネノカミソリも切り花にすると茎がタコ足になるのかな? 気になるけれど、持ち帰ることはいたしません。「やはり野に置け」ですものね。 》
《 よく見ると、もう萎れた花もありますね。満開に間に合って、本当によかった。 》