【削除復元版】北陸からの帰途 SAあれこれ(有磯海)
※ この記事は、誤って削除し、復元したものです。
(はてなブログスタッフの皆様、ありがとうございます。)
※ すでに公開している同様の記事とほとんど変わらない内容なので、
思い出しつつ書いた私の記憶力をチェックすること以外には、何の
意味もありません。
北陸道は、下り線が海側を走ります。富山に向かう際、上り線のSAも利用しているはずですが、海を目の前に望むことができないからでしょうか、あまり印象に残っていません。
下り線の海の見えるSAとしては、名立谷浜、米山なども有名で、私たちもよく利用しますが、今回は、有磯海に寄りました。
お昼は、レストランを利用せず、氷見うどんで軽く済ませました。
海を見に行きましょう。
何でしょう、このピンクのハートは?
高岡銅器の鐘がありました。
説明板を見ると、ブライダル界で有名な方がプロデュースされた「恋人の聖地」とのこと。先ほどのハートはその繋がりだったのですね。
そういう趣旨なら、私が鐘を鳴らすのもどうかと考え、スルーしました。
鐘の名は、ミラージュ・ベル。
何となく恋人たちの願いが成就しそうなネーミング。
待てよ、ミラージュって蜃気楼じゃないの。富山湾が蜃気楼で有名だから、ということなのでしょうが、恋人たちが永遠の愛を願って、この鐘を鳴らす・・・でも、その願いが蜃気楼のように消えてしまっては気の毒ではありますまいか。
そんなことを考えつつも、稲穂揺れる富山平野、富山湾、そして能登半島の絶景をカメラに収めました。
雲が能登半島の上にぽっかりと浮かんでいました。ワンコが「伏せ」をしているように見えませんか?
車に戻り、土産物を物色していた妻が戻ってくるのを待っていると、妻も海が見たかったらしく、「ミラージュ・ベル」の方に向かっていくのが見えました。
案内板を一生懸命に読む妻。
恋人たち向けの鐘なので、私同様にスルーするかと思いきや、
「カ〜ン、カ〜ン」
撞いてしまいました。
それにしても、さすが、高岡銅器。ものすごく良く響きます。遠く離れた私にもしっかり届いた愛のメッセージ?
戻ってきた妻に、
「あれは恋人たちが鳴らすものじゃあないのかい?」
と言うと、
「多くの人の幸せのために、誰が撞いてもいいのよ。それにしても、想像以上の大きな音なのでびっくり。」
との返事。
なるほど、あれほど高らかに鳴り響けば、願いが蜃気楼のように消えてしまうことはないだろうな、と納得した次第。