7月28日(土)早朝は赤くて暗い満月
1月31日の皆既月食、ご覧になりましたか?
観察しやすい時間に皆既食となったことから、とても寒い日ではありましたが、赤黒い不気味な月を見上げた方も多かったのではないでしょうか?
あのときは、月と地球の距離が近かったため、
1 スーパームーン
でしたし、
月に2回も満月のある
2 ブルームーン
でもありました。
これだけでも、スーパー・ブルームーンと呼ばれ注目されるのに、
皆既月食が重なり、暗く赤黒くなったので、
3 ブラッドムーン
三拍子揃って「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」だと大騒ぎ・・・ほどでもないかな?
まあ、「ちょっとした騒ぎ」にはなりましたね。ブルーが分かりにくかった面はありますが。
こやんぴも、厳しい寒さの中、手に息を吹き掛けながら、コンデジで月が欠けていく姿を撮影していました。
ところが、皆既食となった途端、望遠機能は高いけれどレンズの暗いコンデジでは、月を認識しなくなってしまいました。
そもそも、天頂近くにある月の撮影は首が痛くなっていけません。
結局、皆既食の月は、買ったばかりの低倍率のコンデジで撮ったひどい写真が数枚だけ。
レンズが明るいので、星が写り込んでいるのには驚きましたが、ぼやけた写真ばかりで、こやんぴ、しょんぼりしてしまいました。
トリミングすると、惨めさが一段と。
がっくりです。
次の日の朝刊のすばらしい皆既食の写真を見て、どれだけうらやましかったことか。
そんなストレスを抱えていた皆さん、朗報です。
天文ファンは、すでにご存じのところでしょうが、7月28日の土曜日、お月様が、またまた皆既月食を披露してくれるのです。
北海道の人、青森・岩手の北東部の人と朝寝坊の人は、残念ながら皆既食を眺めることはできません。なぜなら、これらの地方では、皆既食の始まる前に、月が西の山や海に沈んでしまうからです。朝寝坊の人は、本人が寝床の中に沈んでいますから見えるわけがありません。
そうなのです、今度の皆既月食は、明け方、低い角度で観察することができるのです。
西の空低くで皆既食となるのが午前4時30分。
どうです? ちょっと無理をすれば起きられる時間。
そして、すでに、真っ暗ではありません。
首が痛くなるほど高い空を撮影する必要もありません。
コンデジでも十分美しい皆既食を撮影できるチャンスです。
わくわくしてきました。
後は、雨や曇りでなければ・・・
てるてる坊主を作ろうかなぁ。