貧乏カズラ
梅雨明け直前に、西日本が強い雨に襲われることは今までもありましたが、今年は酷すぎましたね。雨の降り方が、今までの常識から大きく外れていることは、被災者の方々が口をそろえて、
「今まで生きてきて、こんなに酷い降り方は見たことも聞いたこともない」
と仰ることから明瞭。
地球温暖化とは関係がない、という人もいるけれど、二酸化炭素などの温室効果ガスの濃度が高まっているのは事実ですし、夏の暑さも50年前とは比べ物にならないくらいきつくなっています。荒れた気象は、「便利な生活」を求めてきた人間への地球からのしっぺ返しなのかもしれません。
それにしても、今回の豪雨に寄る死者、行方不明者の多さには愕然とさせられます。
被災された地域の早期の復旧が進みますように。
今日は、東京や千葉などで激しい雨が降ったようですが、川越は、午後になってから
黒雲が迫って来たものの、結局は雨とはならず、灼熱の一日でした。
朝散歩は、少し出遅れたため、すでに日差しが強烈で、汗が噴き出してきました。
よく利用する途中の無人野菜売り場には、トマトがいっぱい。
かなりの量のトマトを購入し、早速食べてみましたが、農家でない方が育てているというのに、なんという美味しさ。しかも安い!
ご近所農家からのいただきものも多いので、我が家の野菜消費量は日本の平均的な食卓の数倍には達するかと。ありがたいことです。
今日は、瓶、缶、ペットボトルの回収日。川越では、これらの品目の回収は、月に2回しかありません。しかも回収車がやって来る時間が早い。出しそびれると、これらの品目がかさ張ることとなりますので、散歩はそこそこに済ませなければなりません。散歩に出遅れた影響は極めて大きいものとなりました。
シロバナセンダングサの花の写真を撮ろうと思っていたら、妻がさっさと行ってしまうので撮りそびれ。
慌てながらも撮れたのは、ヤブガラシの花だけ。
ヤブガラシの花は、かなり地味ですが、アリやハチは、この花が大好物のようですね。今朝は、これらの昆虫は見かけませんでしたけれど。
ヤブガラシは、「藪の辛子」ではなく、「藪枯らし」。ヤブガラシが伸びるのをほったらかしにしておくと、他の植物に絡みつき、それらの植物が炭酸同化作用を行うのを邪魔してからしてしまうから付いた名前のようです。
ハルジオンやヒメジョオンが貧乏草と呼ばれるように、ヤブガラシも貧乏葛というありがたくない別名を持っています。
これらの植物を早いうちに引き抜き、庭を綺麗な状態に管理できるのは余裕のある家だけ。暇も人手もない貧乏家では、伸びるに任せるしかないので、貧乏草とか、貧乏葛。
ヤブガラシは、ブドウ科なのですね。そう言われてみると、ブドウの地味な花に似ていなくもありません。ただし、ブドウよりは派手。派手と言っても程度問題でして、「わあ、きれい。」という人はあまりおりません。
最近は、アレチウリの藪枯らしぶりが横綱級なので、ヤブガラシは幕下以下、というよりも、升席で相撲を見物しているお客さんくらい、角が取れてしまっている感じがしないでもありません。
思わず、
「なんじゃぁ、こりゃぁ。」
と叫びたくなりました。
水上公園の修景池の中に、景観を壊すことこの上ない青色のフロートがずらりと並んでおりました。中を見ると、安価な園芸種の花がずらり。
まさか、まさか、公園緑地協会さん、修景池の周りに青色フロートを敷き詰め、
「水の中にもお花がいっぱい。すごいでしょう。ほめてくださぁい。」
なんてこと仕出かさないでくださいよね。
こやんぴは、褒めません、絶対。
それにしても、何なんでしょうね、これ。
修景池を覆い尽くしたアオコを除去する対策とは思えないし・・・
公園緑地協会さんに聞いてみようかな?