温泉療法プラスアルファの旅 2日目その1(六日町、旅館及びその周辺)
今日も良い天気
7月3日の朝、5時少し前に目が覚めました。
八海山の傍らから太陽が上がってきます。神々しい夜明け。今日も良い天気のようです。
何枚か写真を撮っていると、ラインに毎日新聞のワールドカップの速報が入ってきました。ロスタイム中の失点で日本が敗退、2対3。
私たちは寝てしまったのですが、後で知ったところによると、対ベルギー戦の視聴率は驚異的に高かったとか。ベルギーを本気にさせる大健闘。選手たちはよくやってくれたと思います。それにしても、世界の壁は高くて厚い。
この旅館に来ているのは、薬石風呂に入るため。私の病に効果があるのかどうか、すぐに結論が出るわけではないと思いますが、来週の検査結果、やはり気になります。画期的によくなっている、などと独りよがりの妄想を膨らましていると、後でがっかりするので、自然体でいこうと思っています。
この宿の利用者には、常連さんが多いようです。前回、前々回に利用した際にお会いした方が、今回もいらっしゃいました。長期滞在のようです。
その他、初めてお会いする方たちの中にも、何回も利用されている方が複数おられました。
宿周辺を朝散歩
菖蒲園が見ごろ
朝食前に、宿の周辺を軽く散歩。
トリアシショウマの花が目立ちます。
オカトラノオも。
今の時期、トリアシショウマとオカトラノオの競演という雰囲気。
宿の近くには、菖蒲園もあります。
南魚沼市の掲げた説明板には、
「上の原菖蒲園
昭和39年7月、明治神宮菖蒲園より最初の分譲を受けた。神宮の品種は江戸菖蒲が主であり、ここには神宮分譲のものだけが大切に植えられている。
当初は25種200株であったが、現在では100種8,000株に増えた。
花期が早咲種、中咲種、晩咲種とあるため、7月上旬から下旬まで清楚な姿を見せてくれる。
広さ約3,000平方メートル」
とあります。
朝日を受けて輝いています。
お松の池へ
菖蒲園を一回りした後は、お松の池へ。
前回、開花直前だったクモキリソウのその後の状況確認が主目的。
池にはスイレンの花の他に・・・
水面を埋め尽くすジュンサイの葉の間から・・
何か、飛び出しているのが見えると思いますが、いかがでしょう?
スイレンに比べると、ずいぶん控えめですが、これがジュンサイの花。
クモキリソウの蕾を持っていない個体はすぐに見つかりましたが、この間、開花直前だった株はなかなか見つからず・・・
下草刈りの犠牲になったのかと思っていたのですが、ぎりぎりのところで助かって無事でした。ただし、すでに花は終わっていました。
そこで、あちこち探しまわったところ、ほとんど開花は終わっていたのですが、たった一個体だけ、開花株を発見。
この散歩に持参したコンデジが、花にピントを寄せてくれず、蚊に食われながら何回も挑戦した結果がこれ。
「クモキリソウって何となくこんな感じです。」
といった写真になってしまいました。
スマホで迫った方がよかったかもしれない、今頃になってそう思っています。
朝食は、こんな感じ。一般的な旅館よりも質素に見えるかもしれませんが、健康第一を考慮したメニューのように思えます。夕食も同様。
朝食の際には、テーブルに並べられた料理の他に、野菜をふんだんに使った副食材(写真の左上のお皿がそうです。)がフリーで提供されています。
続きます。