「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

お散歩大好きの「こやんぴ」が、ふと出会った植物や動物たちについて思いつくままに記していきます。

松之山(十日町市)確かに「美人林」

 6月16日、松代の農舞台の雪隠詰めを何とか逃れたこやんぴ夫婦。

 実は、妻も、私がトイレについて、「これこれこうだよ。」と説明したにも関わらず、危うく「閉じ込め」に遭うところだったのです。

 気を取り直し、再びトンネルを幾つも越えて、松之山へと向かいました。

 

 婿投げ行事などで名高い松之山温泉には、コロが元気だった頃に一泊したことがあります。


f:id:koro111koyampi:20180622130821j:image

我が家の二番目にして最後のワンコ、コロ。宿泊した旅館の前で。

二十歳まで頑張ってくれました。


f:id:koro111koyampi:20180622131411j:image

 奇祭です。

ビビリのこやんぴは、投げられたくありません。

 

 

 今回は、温泉には寄らずに、「美人林」を目指しました。

 広い道から狭い道に入りますが、所々に案内板がありますし、迷うことは無いと思います。

 

 雨も止み、散策には問題のない状況となりました。

 駐車場には何台かの車が。そこそこ人気がありそうです。無人の農産物直売所がありますが、美人林の管理者はおらず、フリーで散策できるようです。

 


f:id:koro111koyampi:20180622134703j:image

 道は泥濘んでいるのでは、との危惧がありましたが、まったく問題なし。

 ブナの純林で、地元の方たちによって、きっちりと管理されている旨の表示がありました。


f:id:koro111koyampi:20180622134727j:image

 雪深い地域に育つブナも、それを自らの子供のように慈しむ地域の人々も、そのことだけでも美しい。


f:id:koro111koyampi:20180622134756j:image

 ブナの緑には、なんとも言えない味があります。

 真っ青な空のもとでも眺めてみたい景色です。


f:id:koro111koyampi:20180622134848j:image

 ブナの明るい林床に育つ草たちも楽しみにしていたのですが、下草刈りも念入りなようで、ほとんど下草は見られませんでした。


f:id:koro111koyampi:20180622134909j:image

 地域の人の愛情に育まれて、すくすく育っていますね。


f:id:koro111koyampi:20180622135004j:image

 これはまた、絵になる光景。トトロが顔を出しそうです。

 

 上の写真の道端には・・・
f:id:koro111koyampi:20180622135059j:image
f:id:koro111koyampi:20180622135123j:image
 コシダがびっしり。


f:id:koro111koyampi:20180622135250j:image

 農産物直売所には、妻が秋田から持ち帰った調理済みの「ミズ」の収穫直後の「本体」が売られていました。

 フキに似ていますが、フキよりも柔らかく、美味しい山菜でしたが、どのような植物かは確認しないままでいたのでした。


f:id:koro111koyampi:20180622135322j:image
 親切にも調理法などを記した解説が貼ってありました。

 これにより、山菜の「ミズ」が、イラクサ科のウワバミソウであることが分かりました。

 

 緑滴る美しい森を拝見し、心の洗濯もできた私たち、再び雨の降り出した新潟を後に、川越への帰途に付いたのでした。