梅雨の晴れ間のクネクネダンス
ヤブジラミが藪睨み?
久しぶりの青空です。
洗濯日和。
ご近所さんの物干しにも、たくさんの洗濯物が「あっついなぁ」と、物憂げに揺れています。我が家の洗濯物も久しぶりに陽の光を浴びて嬉しそう。
河川敷きの朝散歩は久しぶり。
昨年の大水が上流から栄養分をたくさん運んできたのでしょうか、ニセアカシア(ハリエンジュ)の葉が深い緑色になっています。
おやおや、藪から何かが睨んでいるような・・・
いえいえ、誰も睨んではおりません。ヤブジラミの白い花が、こちらに手を振っていたのでした。
ヤブジラミはセリ科です。ですから、セリやニンジンの花に似ていて可憐です。
それなのに、「藪の虱」とは、随分酷い名前を付けられたものです。
どこが、虱なのでしょうか?
じいっと花を睨んでいても、「虱」の謎は解けません。
我が家の最初のワンコであるカンスケが子犬だった頃、草むらから帰ってくると、身体中に何かをびっしりと付けていたものでした。それを取ろうとしても、毛にしがみついていて容易には取れません。
それがヤブジラミの実だったのです。
衣服などに付着すると、なかなか取れない。虱のような奴だ、けしからん! というわけで「ヤブジラミ」。
ヤブジラミとしては、動物や人間に種を遠くまで運んでもらって、子孫の繁栄を図ろうとしたわけです。そういった工夫が、逆に嫌われてしまったんですね。
サイカチがくねくねと
久々にサイカチの木にご挨拶。昨年は、一部の枝が黄変したので心配だったのですが、今年は元気です。
うん? 元気一杯なのは結構なのですが、一部分が、くねくねしているような・・・
確かに、何かがくねくねしています。
もう少し近づいて見ましょう。
サイカチはマメ科なので、実(み)が、インゲンなどと同じように鞘状になるんですね。
それにしても、どうして、こんなにも捻れるのでしょうか? 面白いですね。
中には何粒か豆が入っていました。