十日町の元祖へぎそば
六日町に温泉療養に来ています。
お昼は、足を伸ばして十日町へ。
まずは、市役所に寄り、観光パンフレットをチェック。
「蕎麦」という活字が踊っていたので、へぎそばをいただくことに。
何軒も紹介されている中に、「本家」の他に「総本家」があることを発見。
本家と総本家との関係詮索はせず、最初にへぎそばを作ったという小嶋総本家に向かいます。
店は、信濃川の作った河岸段丘上の水田地帯にあり、大きな水車が目印となっていました。
店の前には、創業者の業績を紹介する石碑が。総本家感が溢れかえっています。
店の入り口にも、地元の織物と蕎麦の関係が紹介されています。創業者は、糸の糊付けに使用されていた海藻(ふのり)を蕎麦のつなぎにすることを思いついたのだとか。
お蕎麦の来る前に、冷し蕎麦茶、すりこぎ、ねぎなどが運ばれてきました。すりこぎは、ゴマを擂り潰すためのもの。
うん? なんだ、こりゃ。
メニューの解説を見て判明。カラシでした。へぎそばにはカラシが合うとのこと。
つなぎが独特の食感を演出するへぎそば。
お腹がいっぱいになりました。