「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

お散歩大好きの「こやんぴ」が、ふと出会った植物や動物たちについて思いつくままに記していきます。

ケーブルカーで花めぐり(前半)

ケーブルカーについて

 

 ケーブルカーとロープウェイ

 

 私が仕事の関係で鉄道と関わっていた頃は、ケーブルカー(鋼索鉄道)は、国の免許上、一般の鉄道と同じ法律、地方鉄道法に基づいたものでしたが、ロープウェイは、索道規則に則っていました。

 今では、両方とも、鉄道事業法が根拠法令となっています。

 ロープウェイも「鉄道」になった、というわけ。

 

 ケーブルカーにはレールがあるので、

「わあ、変わった電車だ。電車の中に階段があるよ。わあいわい。」

と、子どもたちにも、すんなり受け入れられます。

 

 でも、私がロープウェイに乗って、

「電車、電車、キャッホー。」

と叫んだとしたら、周りの観光客たちは、全員が私から1メートルは以上も遠ざかり、なかでもお母さんたちは、子どもたちに、

「あのお爺ちゃんに近づいちゃだめよ。」

と、ささやくことでしょう。

 

 信念のあるガリレオ・ガリレイは、

「それでも地球は回っている。」

と言ったとされていますが、そういうものの欠片もないこやんぴは、

「それでもロープウェイは鉄道である。」 

などと超然たる態度はとれないでしょう。

 

 索道鉄道説をさっさと放棄し、

「電車じゃなかった、電車じゃなかった、ホーイホイ。」

と呟くこやんぴに、乗客はさらに後退り。その結果、なんとも姑息なことに、こやんぴが絶景を独り占めしたりして・・・

 

 

 ケーブルカーに話を戻して・・・

 

 ケーブルカーには、一番先頭の位置に乗務員さんが乗っていますね。

「運転士が乗っているのは当たり前じゃあないの。」

 ところが、違うのです。

 

 運転士は、駅でケーブルの巻上げ機を操作しているのです。確かに、「運転」しているのはこちらの方。したがって、車両に乗っている方は「車掌」ということになります。非常時にブレーキ操作はするそうですが。

 

 もう一つ。

 ケーブルカーは英語です。そこで英国人の友人との英語レッスンの際に、たどたどしい英語で、

「この間、箱根でケーブルカーに乗ったんだ。」

と話した場合、彼は、日本語訳で表現すると、

「へーえ、ロープウェイに乗ったんだ。」

 そう、解釈するそうですよ。

 

 日本で言うケーブルカーは、イギリス英語ではフニクラーというらしい。

 

 フニクラ・フニクリから来ているのでしょうか。

 

 次のレッスンで確認しなければいけませんが、

「ケーブルカーでいいんじゃないの。」

と言ったりして。

 

やっと強羅公園の話

 

 強羅公園の話をする前に疲れてしまいました。

「おいおい。」

 

 箱根のフニクラー、じゃなかったケーブルカーには、公園上駅と公園下駅があります。中強羅から見学に向かう場合、体を鍛えたければ公園下駅下車、楽をしたければ公園上駅下車がよろしいかと。

 なにせ、箱根登山鉄道さんがケーブルカーの脇に整備した公園ですから、勾配がきつい。当日も、公園下駅から歩き始めようとしていた家族連れの中で、こやんぴの幼年時代そっくりに「根性なし(多分)」の男の子が、まだ数歩しか歩いていないのに、

「もう歩くの嫌!」

と愚図っていましたからね。

 

 そんなわけで、私たち夫婦は、公園上駅で下車し、強羅公園を下りつつ楽しみました。

 バラが咲き誇っております。中国人の若いお姉さんたちが、シャイな私には恥ずかしくてできない「俳優さん成りきりポーズ」。絶景ポイントを長々と確保し、自撮りしていました。

 

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  アップしたら、ちょっと花が痛んでいることが分かりましたが、それでも綺麗な花。グランドカバーとして使われているオドリコソウの仲間です。

 雑草のヒメオドリコソウは、人から愛されるまでに「工夫がもう一歩」だったかも、そう思います。まあ、その一歩のハードルがかなり高いのですが。


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 純白のアスチルベ

 いつ、散るんだい?

 今日は散らねえな。まぁ、明日散るべぇ。

(実際は、翌日に散りそうな雰囲気はありませんでした。)


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 公園内に、以前ご紹介したジャケツイバラもありました。すごい蔓です。これでは、花がいくら綺麗でも家庭の花壇には向きませんね。


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 公園内の白雲洞茶苑を訪れました。

 まずは、建物の外観とお庭を拝見。

 渋い建物です。国指定の登録有形文化財とのこと。

 

 茶花園で見つけた草花は・・・

 

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 ウバユリ。夏に花が咲く頃には、葉が枯れそうになっているので、「葉なし」から「歯なし」となって、お婆ちゃん百合と命名された次第。

 女性陣から、爺百合に改名しなさい、という声が聞こえてきそうです。


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 フタリシズカも、これほど花穂(すでに実の状態)が立つと、「寄らば姦(かしま)し」と改名した方がよいかと・・・ 

 あれれ、姦しいには、「女」という字が三つも。

 これもクレームが付きそうですね。


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 白雲洞。

 こちらでお茶をいただけます。お菓子付きで500円はリーズナブル。

 床柱は、奈良当麻寺で使われていた古材だそうで、千年は経っているとのこと。


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 冗談にも、

「あっ、アスチルベが活けてある。明日散るべぇ」と無駄口をきく雰囲気ではありません。

 無駄なものをそぎ落とした究極の省略の美のもとでは・・・


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 この他には、もう二つ、それぞれ特徴のある茶室があります。


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 うわぁ、なんじゃこりゃ。


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 おお、ムサシアブミではないですか。同じサトイモ科の仲間たちに比べると、その迫力、半端ではありませんね。公園入口に、好対照ともいえるカラスビシャクが咲いていたので、そちらの写真も撮っておくべきでした。


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 白雲洞茶苑を出てすぐのところに、ホタルブクロが。

 でも、どこか変。


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 花屋さんのカタログでは見たことのある二段咲でした。


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 花はとっくに終わっていましたが、イカリソウの若葉もきれい、可愛い。


 この後、温室に向かいましたが、今日はここまで。

 

 こやんぴ流、引っ張りの術。

 

「ケーブルカーの無駄話が長過ぎるからじゃないか! まったくもう。」

 

 仰るとおりです。一言もございません。